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【厚木市・愛川町・清川村】厚木愛甲環境施設組合 クリーンセンター始動 多目的広場も整備

タウンニュース

完成したセンター(上)とテープカット

厚木愛甲環境施設組合が厚木市金田で建設を進めていた、広域ごみ中間処理施設「あつあいクリーンセンター」がこのほど完成し、12月1日から稼働を始めた。11月30日には、組合を組織する厚木市・愛川町・清川村の首長をはじめ、国・県・市の議員、地域住民らが出席して、竣工式が行われた。

この施設は、これまで3市町村の可燃ごみや粗大ごみを処理していた厚木市環境センターの稼働期間が30年を超えて老朽化したため、2004年に同組合を発足し、建設を進めてきたもの。

完成した施設は、鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)の地上6階建てで、1日当たりの処理量はごみ焼却施設が226トン、粗大ごみ処理設備は12トン。最新の排ガス処理設備を導入し、法規制値よりも厳しい排ガス規制値を設定。焼却熱を活用した高効率発電や焼却灰の資源化など環境に配慮する。地元の小島組を含む荏原・熊谷・小島・大野共同企業体が設計・施工。設計・施工費は約280億円、20年間の運営費として約168億円を見込んでいる。

竣工式では、同組合の管理者を務める山口貴裕厚木市長が「本組合の事業にご協力いただいた全ての関係者に心から感謝申し上げる。整備した緑地などを活用し、笑顔あふれる場になれば」とあいさつ。地域住民を代表して金田地区環境保全委員会の角田正男委員長は「市環境センターから40年以上ごみ処理の問題に関わってきた。新しい施設は最新の設備で、環境面に配慮されると聞いている。地域住民が安心して暮らせるよう注意を払って運営していただきたい」と話した。式典の最後にはテープカットが行われ、竣工を祝った。

憩・学びの場へ

同施設は12月16日から施設見学が可能。予約制で、映像による施設紹介から施設内部の見学、パネルなどによる環境学習ができる。施設北側には、約3・7ヘクタールの緑地エリアを整備。普段は多目的広場や遊具のある憩いの場として開放し、大規模災害時は可燃性災害廃棄物の一時保管場所として利用される。

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