キアヌ・リーブス、ジョン・ウィック再演は「膝が無理と言っている」
キアヌ・リーブス主演の映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)は、主人公ジョン・ウィックの物語に区切りを付ける形で幕を閉じた。その一方で、ウィック役のキアヌはスピンオフ映画『バレリーナ(原題:From the World of John Wick: Ballerina)』で同役を再演する。ということは、本家シリーズ第5作に何らかの形でキアヌが復帰する可能性もあるのだろうか?
米トーク番組「」で、その質問を投げかけられたキアヌが「絶対にないとは言えないけど、今は僕の膝が“『ジョン・ウィック』をもう一度やるのは無理だ”と言っているんです。自分の心はやりたいと思っているけど、膝が耐えられるかどうか分かりません」と答えた。
いつも若々しい印象だが、9月の誕生日で還暦を迎えたキアヌ。ガンフーアクションが炸裂する『ジョン・ウィック』シリーズで激しいスタントをこなし続けるのは、年齢的に少し厳しくなってきたのかもしれない。
キアヌは、2024年に映画の撮影中に転んで膝を負傷。「膝小僧がポテトチップスみたいに粉々に割れた」という。
すると、インタビューに同席していた『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』ジェフ・ファウラー監督が冗談交じりに、「これから何十年もシャドウの声を演じられるよ。身体的な限界はないし、声だけだからね」と応答。その発言にキアヌも笑いながら、「そうだね、スケジュールは空いてるよ」と返し、ファウラーが「ここで初めてお知らせします。これからキアヌは20年間シャドウを演じますよ」と続けると、2人は笑い合った。
キアヌが主演した『ジョン・ウィック』シリーズは、2025年6月6日に米国公開予定の『バレリーナ』のほか、『コンセクエンス』の続編となる新ドラマ「John Wick: Under The High Table(原題)」の製作が中。同ユニバースは拡大を続けている。キアヌは膝の具合を理由に復帰の可能性を否定しているが、逆に言えば激しいアクションなしのシーンなら演じられるはず。会話中心のシーンであれば身体的な負担も少なく、彼の演技力を生かすことができるだろう。
何らかの形でウィック役での復帰を期待したいが、その前にキアヌがシャドウの声を演じる『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』を観に映画館へ足を運ぼう。同作は2024年12月27日に日本公開。
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