ふれあい科学館 相模川で釣り体験 小学生11人2時間集中
相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら(中央区水郷田名)が10月12日、相模川で釣り体験イベントを開催した。主に初心者を対象に、身近な川を楽しみながら魚と触れ合ってほしいとの思いで毎年企画している。この日は小学生11人とその保護者13人が参加し、2時間ほど釣りを楽しんだ。
釣りが初めての参加者がほとんどで、30分ほど釣り竿の使い方などの説明を受けてから川に入った。30分ほど経つと釣竿を上手に振れるようになり、針を遠くに投げていた。各自ときどき場所を変えながら集中して取り組み、「ヌマチチブ」や「オイカワ」、「タモロコ」などを続々と釣りあげた。
この日が初めての釣り体験で川に入るのも初めてだったという小学2年生の児童は「オリャー!」と元気に声をあげながら釣りをしていた。保護者は「すぐに飽きてしまうのではないかと思っていたが辛抱強くやっている」と話した。
今回の企画を担当していた相模川ふれあい科学館の山田一輝さんは「思っていたよりたくさん釣れた。生き物に親しみを持ってもらう機会になればいい」と話した。