汗かく季節の時短・節水洗濯術!まとめ洗いの極意【3選】を洗濯マイスターに聞いた
これから汗ばむ季節、洗濯ものが増えていきますが、物価高の中、キニナルのが洗濯にかかる水道代や電気代です。
マチの人の節約術を聞いてみました。
みんなの節約術がキニナル!
40代男性
「洗剤の量をちょっと少なめにして、水の量を少なく設定している」
70代女性
「とりあえず、洗えるものは全部自分で洗う」
20代女性
「洗濯の回数をなるべくまとめて回すようにして、水を使う回数を減らす」
お洗濯マイスターに聞いてみた!
時短!節約になる!
そんな洗濯術のポイントを『ライオン』お洗濯マイスターの大貫和泉さんに聞きました。
まとめ洗いは節約になりますか?
これはズバリ「なります」とのこと。
ただし気をつける点があります。
「皮脂汚れは時間がたつと落ちにくくなり、嫌な臭いを発生させることがある」
では、まとめ洗いをしてもしっかり汚れを落とすにはどうすればいいのでしょうか?
そのポイントは3つあります。
まとめ洗いポイント①ニオイの気になる靴下や肌着は「裏返し」!
においの原因となる、汗・皮脂汚れは「内側」に付くため、裏返して洗うことで、臭いや汚れがすっきり落ちます!
脱ぐときに、裏返して洗濯かごに入れておけば時短にもなります。ただし黒ずみの気になる靴下は、表のまま洗濯してください。
まとめ洗いポイント②洗濯ものは洗濯機の容量の7割程度に
水道代を節約しようとして、洗濯ものをぎゅうぎゅうに詰め込んでしまいますと、水の中での洗濯物の動きが悪くなり洗浄力が低下してしまいます。
目安としては、洗濯槽の銀色の部分が5センチ程度見えるところまでにしてください。
洗濯槽が白いものもありますが淵の下から5センチのところまでにしてください。
まとめ洗いポイント③すすぎが1回ですむ洗剤を選び、すすぎ1回で洗濯で節約に
1年間すすぎ2回から1回に変えるだけで、お風呂のお水およそ56回分の節水になります。すすぎ1回での洗濯は、節水だけでなく、節電になるんです。さらに時短にもなりますし、衣類の長持ちにもつながるんです。
すすぎ1回の洗濯は、すすぎ2回の時と比べて水流の影響を受けにくくなり、衣類同士の摩擦によるダメージも少なくなるため、衣類が長持ちします。
時短で節約になる洗濯術はまだまだ!
【後編】の記事でお伝えします。
▼後編:汗をかいたワイシャツも自宅できれいに!洗濯マイスターの技でクリーニング要らず
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年5月23日)の情報に基づきます。