【東京・銀座】ベルギーの至宝 | BENOIT NIHANT(ブノワ・ニアン)が焼き上げる、カカオの真髄が詰まったフィナンシェ
ベルギーが誇る最高峰のショコラティエ、 ブノワ・ニアン。最良の風味と品質を持つカカオ豆を求め、世界中の農園を巡る「旅するカカオ職人」です。
その情熱は、シンプルな焼き菓子である、フィナンシェにも息づいています。厳選された素材とこだわりのチョコレートが融合したフィナンシェは、ひと口でカカオの奥深さと職人技を感じられる、究極の逸品。銀座で出会う「カカオの真髄」を、本記事で紐解きます。
旅するカカオ職人「ブノワ・ニアン」
ブノワ氏 は、もとは製鉄メーカーのエンジニアでした。その異色の経歴を持つ彼は、チョコレートの奥深い魅力に惹かれ、ショコラティエの道を歩み始めます。
彼の根幹にあるのは、ショコラティエである前に「カカオ職人」でありたいという強い想い。彼は、最良の風味と品質を持つカカオ豆を探し求め、今もなお世界中の農園を旅し続けます。その旅の精神を象徴するように、彼の哲学はカカオの「純粋性」を守ることにあります。カカオ豆の選定から製造までを厳格に行い、カカオが持つ本来の風味を最大限に引き出すための徹底した姿勢を貫いています。
フィナンシェに注がれた「テロワール」と元エンジニアのこだわり
「BENOIT NIHANT」のフィナンシェには、彼のカカオへの深いこだわりが凝縮されています。
ブノワ氏 がこだわるのは、特定の土地(テロワール)が育むカカオの「個性」。風味の純粋性を守るため、単一品種・単一農園のカカオ豆のみを選び抜き、その土地ならではの繊細な風味を表現しています。
この考えはフィナンシェにも貫かれており、特に“フィナンシェ ショコラ”には、ブノワ氏自身がカカオ豆から丁寧に作り上げた渾身のカカオ素材が惜しみなく使われています。
元エンジニアの技術を生かし、アンティークマシンを自ら修復し製造工程に組み込みます。1950年代の焙煎機や100年以上前の石臼といった機械を用い、低温でじっくりと時間をかけてカカオを挽くことで、カカオが持つ真の風味と芳醇さを最大限に引き出しているのです。カカオだけでなく、フィナンシェの要となる焦がしバターやアーモンドも厳選。すべての素材が持つ魅力を極限まで引き出し、焼き菓子としての完成度を高めています。
ショコラにまみれる濃厚さと、バターがじゅわっとにじむ至福
「BENOIT NIHANT」のフィナンシェは、ショコラティエの技術が、極上のバターとカカオを最大限に引き出した、圧倒的な存在感を放つ味わいです。どちらも濃厚な味わいのため、コーヒーとの相性が抜群です。
■フィナンシェ 5個入り ¥2,322(税込)
・フィナンシェ ショコラ:ビターな濃厚さ
カカオの濃密さが口いっぱいに広がる、ショコラトリーならではの贅沢な味わいです。生地に練り込まれたチョコレートが、ビター加減をプラスするアクセントとなり、甘さも控えめに設計されています。
このしっとりとした生地は、濃厚ながらも食べやすく、上質なチョコレートを食べているような満足感を与えてくれます。
・フィナンシェ プレーン:食べる度にバターがじゅわっとにじむ至福
噛みしめる度にバターがじゅわっとにじみでるほど、芳醇な香ばしさが魅力。はちみつのやさしい甘さが広がり、濃厚ながらも食べやすい仕上がりです。シンプルなプレーンだからこそ、ショコラティエが選んだバターとアーモンドの素材の質の高さを実感できます。
<おいしさを引き出す裏技>
そのまま食べてもおいしくいただけますが、トースターで数分温めると、ショコラもプレーンも味わいの濃厚さが格段に増します。特にフィナンシェ ショコラは、濃厚さだけでなく、カカオの苦みも強くなり、より大人向けの味わいに変化します。
カカオの真髄が詰まったフィナンシェを贈る
「BENOIT NIHANT」のフィナンシェは、“カカオを知り尽くした職人が作る極上の焼き菓子”。
ベルギーの洗練された文化と、カカオの真髄が詰まったこのフィナンシェは、大切な方への特別な、知的なギフトとして最適です。本物の味を知る方へ、このカカオのこだわりが凝縮されたフィナンシェを贈ってみてはいかがでしょうか。
WRITER:CAKE.TOKYO編集部
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【SHOP INFORMATION】
SHOP:BENOIT NIHANT(ブノワ・ニアン)
ADDRESS:東京都中央区銀座 4-6-18 ギンザアクトビル1階、B1階
OPEN:11:00~21:00(カフェ11:00~19:00 L.O.18:30)
CLOSE:なし(年末年始休)