【八街市】発表や討論で魅力あるまちづくりへ 第1回「八街のいいね!を語ろう会」開催
八街市内で活動している自治会や団体の活動を語るイベント・第1回「八街のいいね!を語ろう会」(八街市主催)が10月21日、同市の中央公民館で開催。
自治会の事例発表や参加者の討論が行われました。
3つの組織が活動報告 支援活動など
市内には多くの自治会やNPO、ボランティア団体などがありますが、活動について悩んでいるケースも多く、積極的に取り組む団体の事例を参考にしてほしいと同市市民協働推進課の「協働のまちづくりコーディネーター」の企画で開催されました。
事例発表として、みどり台自治会、泉台の「泉台みまもり隊」、希望ケ丘の「希望(のぞみ)の会」の活動を自治会長らが紹介。
みどり台自治会は夏の盆踊りをやめ、代わりに親子3代ゲーム大会を開催。
夏祭りは準備をする人の高齢化が進み、外部委託は高額などの理由から廃止を決定。
しかし、住民の交流と地域活性化を目的に今年5月、高齢者から子どもまで隔てなく楽しめる輪投げやターゲットボールなどのゲーム大会を実施しました。
今後も「なんでも展覧会」「餅つき大会」などを検討しているそうです。
「泉台みまもり隊」は泉台区の町内会の外郭団体で、高齢者世帯、障害者世帯に対するボランティアによる支援活動を目的に設置されました。
町内会で所有している軽自動車で町内会員の買い物や通院、ごみ出しなどの支援を行っています。
「希望の会」は希望ケ丘区で親睦を趣旨に活動。
有償ボランティアで家庭の電球交換や庭木の剪定(せんてい)などの他、スーパーマーケットへの無料の買い物送迎、ウオーキング中の休憩場所として自宅玄関先に椅子を設置するベンチ設置活動などを行っています。
参加者約50人 熱心な意見交換
このたびの会には、自治会などから約50人が参加。
発表後、グループごとに活動や課題などを話し合いました。
あるNPO法人の会員は「高齢化が進み、どう活動するか悩んでいました。本日、参加された人たちと交流したい」。
ある民生委員は「次回は規模の小さい自治会の活動を聞いてみたい」と次回への期待を寄せました。