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京都 祗園近くのお値打ち"創作"お好み焼き店「鉄板BDY フジサン」

キョウトピ

京都 祗園近くのお値打ち"創作"お好み焼き店「鉄板BDY フジサン」

東山区、団栗橋東詰にある「どんぐり会館」内の『鉄板BDY フジサン』で、鉄板焼きディナーなり。

祗園近くの創作お好み焼き店

ネットを彷徨っていてネット予約ができる鉄板料理をアテにお手軽ワインが呑める店があることに気が付いていて、前日予約がするっと取れたわけで。やってきたのは東山区の団栗橋東詰あたりにある雑居ビル「どんぐり会館」。
一階に人気餃子店「夷川餃子なかじま」の団栗橋店が入っているのが目印。なかなか魅力的なお店が集まっているビルなのだ。

階段を登って2階に。手前から2軒目が目指すお店、「鉄板BDY フジサン」なり。BDYで、ははん?と気が付く方は京都市内で飲み歩いている人でしょうな。ワインバルの「ブドウヤtsk」、「bdyエスニック」に続く3店舗目。開店2年にして初めてお邪魔するわけで。

カウンター席が4つ、4人掛けテーブルが2つのミニマル店。トーク軽快なお兄さんが1人で回されていました。

ワタシは生ビール小、相方は南仏産赤グラスからスタート。「BecauseI'm Pinot Noir from Southern France」を。こちらではグラス¥700~なので、お手軽価格で色々と面白いアイテムを揃えておられるわけで。スクリューキャップのお手軽な赤ですが、それなり呑み応えシッカリで悪くないのだ。

で、メニューを確認。1人で回しておられるのに種類は非常に豊富。何を食べようかと悩むのですが、こういう場合はオススメが一番だと思うのだ。壁に短冊もぶら下がっていて、そちらは固定メニューの模様。〆はお好み焼と焼きそば!と決めて、まずは前菜系をお願いしようと・・・

日替わりの前菜メニューがこちら。とりあえず、先に「前菜盛りあわせ5種」¥1500をお願いし・・・

温菜系からワインに合いそうなものを何種類か選ぼうと更に悩むわけで。相方から「前菜を見て決めよう!」と提案アリ、確かに初見なのでちょっと様子を見ることに。

まずはつきだしが登場。カリフラワーの温かいポタージュなのですが、しっかり鰹出汁を利かせた和風なのにどことなく異国な味わい。濃厚で美味しいです。で、トーク軽快なマスターと色々と世間話をしつつ、喋りながらでも手が止まらないのに感心していると・・

いやー、これが¥1500とは!なんだか超良心的&お好み焼屋さんのメニューじゃないですな。「前菜盛りあわせ5種」が登場。
ゼロ時の方向の小鉢が「イカ下足とスナップエンドウの辛子酢味噌マヨ」、三時の方向から時計回りで「ラムきんぴらごぼう」、「豚軟骨と蓮根の塩レモン炒め」、「山椒風味の豚リエット」は添えてあるクラッカーと共に、最後が「戻りガツオ炙り バルサミコ」という和洋折衷スパイス系!というような。

どれもワインと親和性の高い味付けなのですが、特に気に入ったのがアラブの複合スパイス「デュカ」を振りかけて、クミンをまぶして炒めてある「ラムきんぴらごぼう」なのだ。味付けは砂糖醤油系の和風味なのですが、スパイスのおかげでかなり異国!いやー、これはワインだよ!ということに。

ワタシはオススメしてもらった白グラスでこちら。ポルトガルの「Vinho Verde Casa Das Hortas」なり。これまたお手軽ですが、微発泡でなんだかスッキリで呑みやすい系。全然OK!

相方は一種類しか置いてない日本酒(三連星 2023BY 番外編 みずかがみでした。)をグラスで貰いつつ、日本酒がそれで終わりだったのでワタシとシェアしつつ、更に白もお願いするという(汗)。 
ドイツで「Because I’m Riesling from Germany」なり。先の赤と同じメーカーで、各国から原酒を仕入れてボトリングしている会社産のようです。ま、これはお値段なりにニッコリ!という感想。三連星は甘まろやかさが残るスムーズな感じで旨味しっかり、これもGOOD!でした。

で、温かい前菜から。これがまたひと手間掛かった一品で「牡蛎と菜の花のオムレツ スイートチリソース」¥900なり。キッチン内の鉄板で、玉子、牡蛎、菜の花を別々に火入れし、良い感じで火が入ったところで、皿の上で合体させる作戦。玉子は超とろんとろん、牡蛎はプリップリでこれまた良い酒のアテでした。(先の日本酒が良い感じで合うわけで・・・) しかし、牡蛎は小ぶりですが、9個も乗っていて、色々と想像以上。

ワタシはインターバルに麦焼酎ソーダ割り(一番札 25度)を頂きつつ、コップデザインにびっくりしつつ。(マスターではない方でした)初志貫徹で、お好み焼を注文し、食べれそうだったら焼きそばも!ということに決定したのですが・・・

お好み焼きの作り方が超想像外。鉄製スキレット(16cmくらいですかねえ)にざく切りのキャベツと米粉が入った生地を流し入れ、鉄板では無くガス火にかけるわけで。鉄板の上では、別にポークステーキぐらいの豚ロース肉を焼いて、小鍋に入った赤ワイン味が超強く、刻みトマト?がざくざく入っているデミグラスソースを温めて・・・

それを合体させて完成!「フジ焼 豚玉」¥1000なり。いやー、相方はこれはお好み焼きじゃないよなあ!という感想なのですが、私的には全然アリエルお味でした。

タマゴ多めの生地で、まるでスフレのようなふわふわさ。こりゃ、いくらでも食べられそうな。赤だよ~!ということで・・・

こちらにスイッチ。仏ランドックの赤「Claude Val Rouge」なり。ま、こういうお料理には見事に合うわけで。 米粉を使っているせいか、予想通り軽やかなお好み焼だったので、これは焼きそばを食べられそうだよねえということで・・・

焼きそばは具材が異なっているのが4種類ほどスタンバっていて、また悩むのですが、こういう場合はオススメから選ぶだろう!ということで、「ソース焼きそば」¥1000で〆!ということに。マスターに「すみません~!少な目で!」とお願いしました。

麺が特徴的。断面がX型で細くなったり太くなったりしていて、色々な食感が楽しめるような形式。想像するにこういうことをする製麺所はテイガクでしょうな。 具材はキャベツに豚肉にイカ天(広島のお好み焼きに入っているようなの)、それに先ほどの赤ワインが利いたトマト入りソースで仕上げている模様。これまたなかなか乙なお味で旨かったです!。

以上で、1時間半少々で撤収!ということに。実は生ビール小1、グラスワイン4、日本酒グラス1、焼酎ソーダ割り1と結構呑んでいるのですが、〆て¥9000なにがし、という大大大大納得価格。お好み焼き屋さんとしては、ま、お高めですが、この内容&酒量なので何の不満があろうかと!

一皿が意外にしっかり量なので、4人でテーブル席が幸せそう。10人集めると貸し切りも可能なようです。多分、また来る機会がありそうな予感です。御馳走様でした。オススメです!

店舗情報

店名:鉄板BDY フジサン
住所:京都市東山区六軒町206-1 どんぐり会館 2F
営業時間:18:00 ~ 25:00
定休日:不定休
TEL:080-6064-0491
https://www.instagram.com/fujisan2021.1201bdy/

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