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カフェをテーマに80点、四日市の木村哲美さんが26回目の「線・彩画展」

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人が集うカラフルなカフェの絵が並ぶ会場。左は木村哲美さん=四日市市中川原

 三重県四日市市在住の木村哲美さん(76)の個展「クレヨンと水彩で描くオープンカフェ」が5月1日、同市中川原の「珈琲・紅茶・ハーブティー&ギャラリー ローズマリー」で始まった。パリを中心にヨーロッパを訪れた時にスケッチや写真に収めていたカフェを約80点の作品に描いた。27日まで。

 木村さんにとって26回目になる「線・彩画展」で、今回は万年筆による輪郭線に子どもも使うクレヨン、水彩絵の具で彩色した。クレヨンを多用したのはこれが初めてといい、活気のある明るい描写につながったという。展示会場も喫茶店で、部屋いっぱいに飾られたカラフルな作品には、カフェに集う人も細かく描き込まれており、制作には15カ月ほどかかっているという。

 木村さんは、新型コロナの感染拡大前には絵を描くためにヨーロッパへ何度も旅行しており、フランス、オーストリア、ドイツ、スペインなどで数々の店をスケッチや写真に収めてきたという。カフェは人が集うところだが、コロナ感染で人が接する機会が大きく失われ、やっとそれを取り戻す時が来て、カフェをテーマにしたいと思ったそうだ。

 会場のローズマリーは営業時間が水~土が午前9時~午後9時、日・月・祝が午前9時~午後7時、火曜日が定休日。

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