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プロバスケットボール・渡邊雄太選手にキッズ記者がインタビュー!【憧れの人に聞きたい編・第2回】

ママスタセレクト

日本人2人目のNBA選手として活躍し、現在は男子プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)千葉ジェッツふなばしに所属する渡邊雄太選手(以下、渡邊選手)。渡邊選手といえば、パリオリンピックでの活躍が記憶に新しい方もいらっしゃるかもしれません。

今回ママスタセレクトでは、小学生3名のキッズ記者が渡邊選手にインタビュー。第1回では、渡邊選手の子ども時代についてお話を伺いました。 第2回となる今回は、バスケットボールの話からは少し離れ、渡邊選手のプライベートに迫っていきたいと思います。

渡邊選手がバスケ以外で好きなこと、教えてください!

いちかちゃん:子どもの頃、バスケ以外に好きだったことは何ですか?渡邊選手:漫画を読んだり、テレビアニメをみたりすることが好きだったよ。映画化された『SLAM DUNK(スラムダンク)』もそうだし、『ONE PIECE(ワンピース)』や『NARUTO-ナルト-』などをみて育ちました。放送された次の日は学校でクラスメイトと盛り上がったなぁ。

ひなたくん:バスケがオフの日は何をしていますか?

渡邊選手:寝ていることが多いかな。ふだん練習をたくさんやって疲れているので、オフの日に睡眠をなるべく多くとるように心がけています。おいしいものを食べることが好きなので、外食で好きなものを食べに行くこともあるよ。

けいくん:好きな食べ物は何ですか?

渡邊選手:お寿司や焼肉が好き、あとはうどん。僕の出身地である四国の香川県は、うどんで有名な地域だから、小さい頃から食べて育ったこともあって、今でもうどんは大好きなんだ。

ママたちも聞きたい!子どもの好き嫌い、どうしたらいい?

――ここでキッズ記者のインタビューを聞いていた保護者の方から質問が。ママたちは子どもの食事や成長が気になるようです。

保護者:嫌いな食べ物はどうしていましたか?渡邊選手:両親が厳しかったので、食卓に並んだものを残すことは許してもらえませんでした。鼻をつまんで食べていた記憶が……(笑)。そうしているうちに、いつの間にか好き嫌いはなくなっていました。あの頃、ちょっと我慢をしながらでも食べていたことが、今となってはよかったと思っています。ただ梅干しだけは今でも食べられないです(笑)。

保護者:渡邊選手は、小学生の頃から背が高かったのですか? うちの子、ちょっと小さくて……。

渡邊選手:クラスの中でいちばん大きかったわけではないです。おそらく小学6年生のときは150cm後半くらいだったような……。身長が高くなるために、特別に何かをした記憶はないんですが、睡眠が影響したのかなとは思っています。

朝練のために朝早く起きなければいけない分、夜は9時頃に寝るようにしていました。寝ようとした、というよりも家族全員夜9時に寝ることが習慣になっていたので、自然とその時間になると眠くなるんです。

「英語をもっと勉強しておけば……」今になって思うこと

いちかちゃん:勉強は得意でしたか?

渡邊選手:あまり得意なほうではなかったね(笑)。得意じゃなかったので、勉強をサボってしまいそうな日もあったと思う。でも「勉強をしないとバスケもやらせない」と親に言われていたので……大好きなバスケをやるために、宿題も学校での勉強も一生懸命やっていました。

いちかちゃん:好きな科目、嫌いな科目を教えてください。

渡邊選手:好きな科目は、やっぱり体育かな。嫌いな教科は算数とか理科とか。英語も得意なほうではなくて、学校では真ん中くらいの成績だったと思う。なので海外に行くことになったとき「英語をもっと早くから勉強しておけばよかった」と後悔しました。

ただ実際にアメリカで過ごすなかで分かったことが、話し言葉になると文法もかなり砕けたものになるし、学校で習うことと日常会話では違いも多いと感じるようになって。

言葉は喋ろうとしないと習得できないものだと思うから、個人的には机に向かって勉強するだけでなく、英語を喋る人とコミュニケーションすることが、英語を上達させる近道だと思っています。

渡邊選手からの質問!「みんなの将来の夢を教えて」

渡邊選手:じゃあ、僕からもみんなに質問。みんなの好きなことや将来の夢を聞きたいです。

けいくん:将来の夢は今はとくにないけど、好きなことはバスケ。

いちかちゃん:バスケと勉強が好き。

ひなたくん:バスケで日本代表になることで、とにかくバスケが好きです。

渡邊選手:僕が子どもの頃は、日本代表の試合がテレビであまり放映されていなかったから、僕も含めて、周りにバスケの日本代表を目指したいと言い出す子はいなかった。プロの選手になりたい、日本代表になりたい、NBA選手になりたいという子どもたちが増えていることが本当にうれしいなぁ。

*****

クラスメイトとアニメの話で盛り上がったり、食べ物の好き嫌いがあったり。バスケに熱中しつつも、それだけではない子ども時代を楽しんでこられた様子が垣間見えました。キッズ記者たちも今の自分と重ね合わせながら、渡邊選手のお話を聞いていたかもしれませんね。

海外で過ごされたからこその英語上達の秘訣も参考になりました。生の英語に触れる機会、ぜひ意識したいものです。

次回は「バスケのお悩みを解決編」と題して、現在バスケットボールに夢中なキッズ記者たちの、リアルなお悩みをぶつけていきます。お楽しみに!

取材・キッズ記者 文・一ノ瀬奈津 編集・北川麻耶 撮影・中林香


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