フレンチ料理人の和洋惣菜店『ガサキックスラボ』で店内飲食がスタート!カウンター席でコース料理を満喫♪ 尼崎市
オープンして3年目を迎えたデリカテッセンのお店『ガサキックスラボ』(尼崎市)が、このたび予約制の「店内飲食」を開始しました!こちらのお惣菜はどれも美味しいので、どんな料理がいただけるのか気になるっ!ということで、さっそく取材に行ってきました。
阪神出屋敷駅から徒歩約5分で、爽やかな水色のドアが素敵なお店です。
店主の藤村さんは有名ホテルでフレンチ料理人として働いた後、介護施設の料理人そしてお客さんの自宅などで料理を提供する出張料理人として5年間働いた経歴の持ち主です。
以前取材で訪れた時にはなかったカウンター席が設置されていて2~5名まで店内飲食することが可能となっています。営業終了後の19時30分頃からスタートし、料理は6,600円・8,800円・1,1000円(全て税込)の3種類が用意されています。
筆者は今回「オードブル・魚・肉料理・季節の炊き込みご飯orパスタ・デザート」といったラインナップの6,600円コースをお願いしました。
手書きのメニューでその日いただける料理の詳細がわかるので、ワクワクしながら料理を待ちます。待っている間も料理されている様子をカウンター越しに見たり店主との会話も楽しめるのがイイですね。
一品目の「オードブル」は旬の食材を使用した〈アジのマリネ・ホタルイカのタブレ(クスクスのサラダ)・アンチョビポテトとメヒカリのフリット〉の3品です。
「アジのマリネ」は炙ってあるので香ばしく、ネギとニンニク、しょうがが合わさったソースが絶妙にマッチしていてとっても爽やかです。
「アンチョビポテトとメヒカリのフリット」の「メヒカリ」は筆者は初めてお目にかかったのですが、青色の大きな目と脂がのったやわらかい身質が特徴の深海魚だそうで、身はふわふわでクセのない淡白な味わいが大変美味でした。
ドリンクも充実していて、ワインはやクラフトビールなどが用意されています。筆者はお酒が弱く飲めないと事前に伝えていたので「尼崎ジンジャー」なるものを用意してくださっていました。
こちらは尼崎にある天然温泉蓬莱湯の女将が作ったオリジナルドリンクで、ラベルには尼崎城をイメージしたイラストが描かれています。天然の軟水で作られたジンジャーエールで口の中をさっぱりとさせてくれます。
本日の「魚料理」は〈甘鯛のうろこ焼き 空豆のソース〉で空豆は尼崎市で生産された安心安全な新鮮野菜あまやさいを使用されています。
甘鯛のうろこはカリカリに揚げられており身はふわふわ、外はカリカリの食感の違いが楽しめます。時間がたってしまうとこのカリカリ感は失われてしまうので店内飲食でしか味わえないメニューとなっています。
ソースは空豆のほかうすいえんどう、そして鯛の骨から出汁をとっています。スープというよりポタージュスープのようで、出汁がしっかり効いていて豆の独特の風味は春を感じさせてくれる一品でした。本当に美味しくてスプーンで余すことなくいただきました。
「肉料理」もあり今回は〈牛ランプステーキ 季節の温野菜〉をお願いしました。
ランプは腰からお尻にかけての赤身の部位でナイフで切るとすっと切れるほど柔らかく、赤身の旨味を堪能できます。付け合わせの野菜もそれぞれの甘みや苦みがしっかり感じられ大満足です。
「トウモロコシの炊き込みご飯」はトウモロコシがぎっしりで下のご飯が見えないほどの量です♡フランスの鋳物ホーロー鍋「STAUB(ストウブ)」で炊かれているのでご飯はふっくら、コーンの粒は甘くシャキシャキで最近食べた炊き込みご飯でダントツの味わいでした。
お待ちかねの「デザート」は〈バナナのパウンドケーキとココナッツミルクアイス〉でふわふわのパウンドケーキにアイスや黄桃・レモン・ピスタチオでできたソースを絡めて食べるともう大満足の一言です。
お店をオープンして2年目からは「出張料理」も再開され、年間30件ほど実施しているそうで、小さなお子さんがいるご家庭などから喜ばれています。そしてこの度「店内飲食」も始められ、前回の取材でも語っていた夢をどんどん実現されている藤村さん。
お客さんのリアクションをその場で見れることが嬉しく、「ラボ」という店名の通り、いろんな実験を試み進化する同店から目が離せません。電話かインスタのDMで予約はできるので、テイクアウトでは味わえない料理を体験してみてください♪
場所
ガサキックスラボ
(尼崎市神田南通4-100-13)
営業時間
11:00~19:00
定休日
火曜日