興奮するー! 伊勢志摩で大物ねらいのナブラ撃ち!
みなさんこんにちは! 12代目アングラーズアイドルの池山智瑛です。
今回は、「最近ナブラがよく出ていて、青物キャスティングやシイラキャスティングが楽しめそうだよ!」との情報をもらい、三重県志摩市で営業を営む遊漁船「Bottom knock」さんのもとへ。「いざ、大物ねらいへ!!」と期待に胸を膨らませながら、釣りに行ってきた模様をお届けしたいと思います。
ナブラとは?一投一投が大事!?
迫力を感じるナブラに興奮中
釣りを始めたころ、釣り用語っていろいろあるんだなーと思っていましたが、「ナブラ」も釣り用語の一つです。
ナブラとは、大型魚に追われた小魚が海面に追い詰められた状態のこと。水面を見ると魚の群れが活発に動くことで波立って見えます。さらに、鳥の群れである「トリヤマ」も一緒に現れていることが多いです。もともとは漁師さんが、小魚が群れた状態のことを「魚群(なむら)」と呼んでいたことが語源だといわれています。
ナブラが湧いているときは、大型魚の活性がMAXに上がっているので、私たち釣り人にとっては大チャンス! 「大物がすぐ近くにいる!」という期待で、本当に興奮します‼︎
ナブラが発生しやすい時間帯は朝夕のマズメ(日の出、日没前後)どきです。しかし、ナブラは何度も発生するわけではないので、1回1回のチャンスでしっかり釣ることがとても大切なんです。興奮する気持ちを抑えつつ冷静に、ねらいのナブラに向けて正確にキャスティングできるかが最大の鍵となります。
良型青物&シイラをねらって、いざ出港!
大物ねらいへ行ってきます!
この日、午前中は風が強くて船が出せなかったので13時ごろに出港し、20分ほどで最初のポイントに到着。
まずは青物が回遊していそうなポイントということで、ダイビングペンシルというルアーを投げ、投げては巻いてを繰り返しながら広範囲を探っていきました。ただ巻きや、ロッドの振り幅を活かして長くスライドさせるジャークを入れたりしながら誘い出していきます。
何度も誘い出しを続けていると、ゴンと何かが乗ったような感覚! 青物といえば「強烈な引き!」というイメージだったのですが、それほど強い引きを感じませんでした。しかしロッドには重みを感じていたのでそのまま巻き上げてくると、本日1尾目のツバスが釣れました。サイズはともかく、一先ずねらいだった青物が釣れて嬉しい!!
1尾目はツバス
ツバスを釣ったあとも、同様に青物キャスティングを続けていると、船長さんがナブラを発見!! ポイントに向かって一直線に船を走らせました。
私も船の先端に立ち、ロッドを構えていつでもキャスティングできる姿勢を保ちます。釣る準備は万端です。そして、ついに目の前にかなりボコボコと波立つナブラが近付いてきました。すかさずナブラに向かってキャスト! しっかりナブラの中にルアーを落とせたと思ったら、すぐに「ゴンっ!!」と大きなアタリが!
しっかりロッドを立ててアワセ、ラインが緩まないようにテンションをかけつつ支えました。かなりラインが出ていくほどの強い引き! 格闘しながらもリールを巻いていきました。
竿がしなるほどの引きの強さ
水面まで上がってきました
粘ること数分…、ようやく水面に青色の背に黄金色の輝く魚体が見えてきました。シイラです! なんと最初に見つけたナブラで、ねらいの大きなシイラが釣れました。しっかりナブラにキャストできて、大事なワンチャンスを物にできた喜びはかなり大きなものでした!!
釣りを始めたころは、思うようにねらったポイントにキャストできない悔しさをたくさん感じていました。それからいろんな釣りにチャレンジするなかで、少しずつキャスティングの正確さが上がり成長もしました。今回シイラを釣ることができ、さらなる自信につながった気がします。
大きなシイラ釣り上げました
その後も船はナブラを探して走り続けてくれ、私も感動の余韻に浸りつつも、ナブラ撃ちに挑み続けましたが、そんなに甘くはありませんでした…。結局、数回チャンスはあったものの、掛けることができないまま終了の時間を迎えたのでした。
とはいえ、今回のナブラにはシイラだけでなくキハダマグロの姿も見えたので、次回は「マグロも釣り上げたいな」という期待を抱きながらの帰港となりました。
オシャレなランチ!
海女さん料理で身体も心も癒される~
さて釣りのあと、船の停泊所から徒歩1分ほどの場所にある、海女料理がいただける「海女の庭」さんでランチをいただくことにました。入口にはガラス製の浮き玉がインテリアとして使われていて、漁業の盛んな町の雰囲気を味わうことのできる、オシャレな作りだなーといった印象。
「海女の庭」へお邪魔しました
入口の雰囲気もとてもオシャレ
料理は志摩の海女さんが獲ってきた貝類や海藻類、志摩で獲れた新鮮な魚を、海女さんが料理してくれるといったもの。この日は、エビとイカの天丼とカツオの漬け丼、海藻サラダ、味噌汁といったメニューが並んでいました。
丼ものは新鮮なイカやカツオが美味しいのはもちろん、「海へ出て疲れた身体には甘めのタレが身体に染みる!」という海女さん視点で味付けが考えられていて、釣り客にはありがたい。
そして、サラダや味噌汁に入っていたワカメが今まで食べたことのない食感と味わいで感動しました。英虞湾で獲れるワカメとのことでしたが、またこのワカメを食べにきたいと思うほど美味しかったです!
海女料理をいただきました
さらにテラスに出ると目の前には海が広がり、とても気持ちのよい景色。ランチをいただいたあとにまったりと過ごしながら、釣り仲間たちと今日の釣りのことなど語り合える素敵な場所だなーと思いました。
テラスはとても気持ちがいいです
といったワケで、今回は大物ねらいでナブラ撃ちにチャレンジしてみました。やっぱりナブラを見るとワクワクドキドキしてすごく楽しいなーと感じましたね。キハダマグロも見えていたので、次回はキハダマグロが釣れるまで頑張りたいなと思います。
そして、釣りで疲れた身体を癒す食事処がすぐ近くにあるのもとてもいいなと感じました。とくにワカメの歯応えと味わいには感動です。釣りでいろんな場所に行くことが多いので、その土地の美味しい物をいただくのも楽しみの一つ! 今回はよき釣り旅になりました~。
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レポーター
プロフィール:池山 智瑛(ちあき)
2013年avexとCanCam開催「全国ぷに子オーディション」にて3500名の中から選ばれChubbiness(チャビネス)としてデビュー。ピコ太郎姉妹ユニットとしてアイドル活動し、2019年Chubbiness全員卒業とともに、ソロとしてタレント活動開始。2020年から3年間、三重県地域おこし協力隊としても活動。
X(ツイッター):@Chu_chiaki_avex
TikTok:@chicchi454
インスタグラム:
@chiaki_fishing (URL: https://www.instagram.com/chiaki_fishing/)
Youtube:釣りガール池山智瑛の田舎移住生活
【受賞歴】
釣りフェスティバル2021にて「12代目アングラーズアイドル」グランプリ獲得
【レギュラー番組】
・2023年~ 三重テレビ「新・ええじゃないか」
・2023年~ ボートレース蒲郡YouTube番組「白熱ナイター」
・2022年~ テレビ埼玉「ロンブー亮の釣りならまかせろ!」
・2020年~ メ~テレ「ジョシばな」