トイレの寿命が縮まるかも…。「トイレ」でやってはいけない“３つのNG行為”「よくやってた」
普段なにげなく使っているトイレ。突然壊れると暮らしに支障が出る、わたしたちの生活に欠かせないものです。しかし、トイレの使い方を間違うと故障や寿命が縮む場合も……。そこで今回は、意外と知らない「トイレのNG行為」についてご紹介します。
NGその1．手洗い鉢の中にものを置く
トイレタンクについている手洗い鉢は、その名の通り手を洗う用途として使います。そのため、基本的にものを置くのは禁止です。
手洗い鉢の中に造花やキラキラしたガラス・アクリル製のストーンを入れるときれいですが、トイレの使い方としては間違っています。機種によっては、市販のトイレタンク用芳香洗浄剤でさえNGな場合も……。
手洗い鉢にものを置くと、水が飛び散りやすくなるだけでなく、吐水・止水不良を引き起こして故障する場合がありますので注意してください。
NGその2．手洗い鉢で石けんを使って手を洗う
手洗い鉢を使うとき、洗剤で手を洗浄するのはNGです。タンク内に洗剤が入り込むと、内部が詰まる原因になります。
また、タンク内に付着した石けんの成分が部品の動きを妨害する可能性も。そうなれば、止水不良によってトイレ内の浸水や漏水を引き起こしかねません。
トイレの手洗い鉢で手洗いする際は、必ず石けんを使わずに済ませましょう。
NGその3．続けて何度も流す
流し足りないときや掃除のとき、続けて何度も水を流した経験は誰しもあるはず。じつはこれも、トイレの寿命が縮まるやってはいけない行為です。
水を流した後は、タンク内が満水になるのを待ってから流すのが基本。タンク内に十分な水が溜まる前に洗浄レバーを引くと、水量が足りずうまく流れません。
場合によっては詰まりを引き起こす恐れもありますので、2回目の洗浄はタンクが満水になるのを待ちましょう。
「じつはNG」は意外と多い
タンクの置き型芳香洗浄剤や水を二度三度流すといった、きっと誰しも一度はやったことがあるであろうことも、じつは“避けた方がいい”行動です。
トイレは正しく使うからこそ、長持ちするもの。お使いのトイレの取扱説明書をよく読み、間違った使い方をしていないか今一度確認してみましょう。
三木ちな／お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア