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「食費が少ない人」がケチらずにあえてお金をかける“3つのもの”【月の食費2万円台の達人に学ぶ】

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「食費が少ない人」がケチらずにあえてお金をかける“3つのもの”【月の食費2万円台の達人に学ぶ】

生活費の中でも、いちばん節約しやすい「食費」。しかし、あまりに切り詰めすぎると質が落ち、食事が楽しめなくなってしまいます。大切なのは、メリハリです。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが、“あえて”「お金をかけるもの」についてご紹介します。

バター

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度重なる値上げで、お手頃とは言えなくなった「バター」。一時はマーガリンで代用していたのですが、全然味が違いました。
料理に使うのなら、断然バターの方がおいしいのは当然。バターを使うと、風味が増してコクが出るんです。
「おうちごはんのクオリティを下げては意味がない」と割り切り、バターはケチらずに常備。マーガリンはパンを食べるとき用で、きちんと使い分けもしていますよ。

だし

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和食が多いわが家。味の決め手となる「だし」は多少高くてもいいものを購入しています。
ちょっといいだしパックを使うと、シンプルな煮物もぐんと格上げされるんです。牛丼もお店のような味になりますし、おでんや煮物もきちんと“ごちそう”になる。
少し出費がかさんでも、だしを含めた「調味料にはお金をかける」こだわりを持っています。

チーズ

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野菜嫌いの子どもがいるので、チーズの買い置きは欠かせません。業務用スーパーで1kg入りの大容量を購入し、冷凍保存することもあります。
ピザ用チーズは何かと使えるので、調理のときはケチらずにたっぷりと。苦手な野菜も「チーズ焼き」にすると食べてくれることが多く、チーズを買っておくだけで料理のレパートリーもかんたんに増やせます。

お金の「かけどころ」を決める

食費が少なくても、最低限のこだわりは持てます。むしろ、お金のかけどころを決めておくことで、おうちごはんの満足度が上がるメリットも。
がまんばかりの節約は続きません。予算の使い方にメリハリをつけて、自分と家族がよろこぶ食事を用意すると、細く長く節約を続けられますよ。

※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費(月2万円台)はお米代・お菓子代別です。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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