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湯河原町土肥で2025年8月30日、地域に根付いた新しいゲストハウスがオープンしました。

築100年の古民家を改装！1階建ての落ち着くゲストハウス

湯河原駅から徒歩7分。古き良き湯河原の町中にそのゲストハウスはあります。入り口付近には木で作った看板がお出迎え。使用している木材とロゴの位置に拘りを感じます。

「GROUNDWORK」という名前には「何かを始めるための下準備」という意味がありますが、ニュアンスとしては「地域での環境活動」なのだそうです。この場所をきっかけに環境に優しく、そして地域にも貢献できる活動を形にしていきたいという想いが込められています。英語なのは、インバウンドのお客様に親しんでもらうためだそう。

1階のスペースではお酒も飲めて、交流もできます！

入り口には厨房と兼用になっている受付があります。全体的に柱や床、テーブルなど至る所に木材を使用しており吹き抜けの天井は開放感があり、レトロな雰囲気も感じます。

エントランスはシンプルかつおしゃれな造りになっており、外食から帰ってきた宿泊客用にお酒やドリンクなども出しているのだそう。

ドリンクは日本酒から湯河原産のものまで幅広く取り扱っています。

エントランスすぐそばには気軽に交流できるスペースがあります。ここはフリースペースとして開放しており、PC作業をしたり、本を読むことができるのだとか。また、地元の子供達のための勉強会もここで定期的に行われているそう。奥にソファーもあり、座り心地がとても良かったです。

椅子の色がカラフルでした。

漫画や自己啓発本などが並べてありました。

テーブルも地産なのだとか。

ゲストハウスならではのドミトリーでのんびりと過ごせる

奥にはドミトリーのお部屋が6室あり、まさに「THE ゲストハウス」という感じの雰囲気でした。料金は1泊5000円〜。個室貸しきりも可能とのことです。

ドミトリー部屋にはドア代わりに青いカーテンがかけられてあります。

ドミトリーの中は、左右と上は木の壁で囲まれており、充電ができるようにコンセントも設置されています。

木材の壁に囲まれた空間でゆっくりできます。

荷物を置く場所もドミトリーの隣のスペースに完備されています。

鍵付きなので、防犯面でも安心です。

そのまた隣のスペースに、シャワールームもあります。元々お風呂場だった場所をリノベーションして、部品の組み立てやユニット類などを購入して一からこれを作ったそう。

湯河原に気軽に喋れる場所が欲しい。オーナーの中嶋さんの想い

宿のオーナーは神奈川県相模原市出身で27歳の中嶋拓未さん。中嶋さんはプラントエンジニアリングの仕事を4年間経験したのち、湯河原町の交流拠点「駅前の居場所」で地域に関わる活動を経て、このゲストハウスをオープンしました。

「地域の交流の拠点にできれば」と中嶋さん。

始めたきっかけについて中嶋さんは「会社員4年目の出張で広島のゲストハウスに泊まったとき、トークイベントや勉強会などで地域の人が集まる場所があるのって良いなと思ったからです」と話します。

「その経験も後押しとなり、出張に行った当時は転職活動中だったのですが、それを辞めて自分もゲストハウスをやると決意しました。そこから約2年かけて準備し今に至ります」とも。

そして「今は人口が都会に集中しすぎていますが、湯河原のような地域でお金をあまり介さず、農業や人との繋がりを経て自給自足的な暮らしを楽しむことも豊かな生き方の一つだと思います。うちでは町案内もしますし、常に誰かがいて楽しく会話が弾むような空気感をつくっていきたいです。積極的に人と交流したい方にはぴったりの場所だと思います」と呼びかけました。

GROUNDWORKで湯河原の暮らしを体験してみませんか？

都会にしかない魅力的な仕事や暮らしもあるかもしれませんが、地域にしかない温かみ、人との交流、空気感に触れることも人生を豊かにする大切な要素かもしれません。

特に湯河原町では人口減少に伴い、若い世代が湯河原に移住すると喜ばれることも多いです。都会の暮らしにちょっと疲れたり、ふと人の温かみを感じたくなった方はぜひGROUNDWORKに来て、暮らすように宿泊してみませんか？

西湘エリアを旅する時に、ぜひ立ち寄ってみてください。

GROUNDWORK Guesthouse & Lounge

オープン日

2025年8月30日

営業時間

チェックイン16:00〜22:00
チェックアウト〜10:00

定休日

なし

支払い方法

現金、カード、電子マネー、QR決済(楽天Pay・PayPay)

アクセス

JR湯河原駅より徒歩7分

住所：〒259-0303 神奈川県足柄下郡湯河原町土肥4丁目3-16

駐車場：1台(事前予約制、1泊500円)