【脂肪肝専門医が考案】脂肪燃焼スープに欠かせない!「鶏むねひき肉スープストック」の作り方
日本人の成人の3人に1人が脂肪肝と推計される現在。肥満解消と脂肪肝・糖尿病改善のための専門外来「スマート外来」の担当医・尾形哲先生が、肝臓脂肪を落とすためにすすめているのが、「脂肪燃焼スープ」です。これは、鶏むねひき肉を使った「スープストック」を活用し、一食で必要なタンパク質をしっかり摂取できるスープのこと。先生の著書『肝臓から脂肪を落とす 脂肪燃焼スープ』(KADOKAWA)では、豊富な食物繊維と、代謝を高める食材を組み合わせることで、低糖質なのに満腹感が持続する脂肪燃焼スープの数々を掲載しています。今回はこの本の中から、体の内側から健康を取り戻し、元気な毎日を送るためのヒントをご紹介します。
※本記事は尾形 哲(著)による書籍『肝臓から脂肪を落とす 脂肪燃焼スープ』から一部抜粋・編集しました。
作り置きOK!鶏むねひき肉300gで6皿分「BCAAスープストック」の作り方
1 回作れば6皿分のストック2皿で3分の1量(540ml)のスープを使用するので、ストック分は冷蔵庫で保存を。密閉性が高いスクリュータイプやパッキン付き容器がおすすめ。
スープだけでタンパク質が一皿9g摂れる!
具のひき肉もおいしい!
冷凍して長期保存できる
冷蔵庫で4〜5日持ちますが、それ以上保存するには冷凍で。3分の1量(540ml)が入る、ジッパー付き冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。
鶏むねひき肉のスープが、"脂肪燃焼スープ" 最大のカギ。必須アミノ酸「BCAA」が豊富で、効率よく筋肉量をアップ! ひいては脂肪燃焼を目指せます。スープは1回作れば6皿分できるので、2皿分ずつ小分けにしてストックしておくと便利。和洋中のどんな味付けにも合う、最強スープです。
BCAAスープストックの材料(6皿分)
鶏むねひき肉...300g
しょうが...薄切り3枚
酒...大さじ3
こしょう...少々
水...9カップ(1800ml)
作り方
1.鍋に鶏ひき肉を入れ、水を加えながらよく混ぜる。
【ポイント】火をつける前に水と鶏ひき肉を混ぜておくと、うまみ成分が水に溶け出しやすい。タンパク質がゆっくり固まっていくので水が濁らず、澄んだスープに仕上がる。
2.しょうが、酒、こしょうを入れて、中火にかけ、静かにゆっくり加熱する。
3.沸騰したら弱火にして15分ほど煮る。アクが出たら、すくい網などで取る。
完成!