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「星の会」手話と歩み50周年 座間市のサークルが節目

タウンニュース

手話を交えながらあいさつする赤木会長

座間市手話サークル星の会(赤木みな子会長)の創立50周年記念式典が10月14日、おださがプラザで開かれた。同会メンバーや座間市聴覚障害者協会関係者など、約70人が節目を祝った。

式典の冒頭で登壇した赤木会長は「嬉しいことも苦しいこともいっぱいあった。なかでも手話通訳者の資格試験にたくさんのメンバーが合格したことが何よりも嬉しいこと」と手話を交えながらあいさつした。

この日は佐藤弥斗市長や芥川薫県議など多くの来賓も駆け付けた。あいさつに立った佐藤市長は「座間市の福祉向上にも大きな役割を果たしてくれました。今後も大事な役割を担ってほしい」と謝辞を述べた。

同会は、座間市内の民生委員を中心に開催された手話講習会がきっかけで1974年に創立。市内の公共施設で、ろうあ者と交流しながら手話を学び、手話通訳者の育成に取り組んできた。また座間市内の小中学校で、授業の一環として「初めての手話講座」を開くなど、手話の普及活動にも尽力している。

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