和気あいあいと楽しく 料理教室「集い」 名張
料理教室「集い」
2004年に三重県名張市の主催講座として発足し、半年後にサークルとして教室が始まった。近くのスーパーへ買い出しに行き、3班に分かれて調理や洗い物を担当。和気あいあいと冗談も交えながら、出来栄えの感想を言い合いつつ、楽しく試食している。
現在の参加者は、名張市内在住の70、80代の11人で、第2、4金曜の午前9時30分から午後1時まで、名張市民センター(同市上八町)で活動。民間資格の料理検定3級を持つ代表の菅野賢慈さん(84)がアドバイスをすることもある。
毎回、レシピを見て買い物に行った後、材料を洗う、切る、調理する、食器を洗うなど、後片付けまでの作業分担を決める。教室生らは「現役時代と違って時間もあるし、普段作ってくれている家族が病気になった時の助けになれば」「家でも作っている。インターネットで検索して巻き寿司なども作った」と口々に話す。
3月28日のメニューはポテトコロッケ、ポテトサラダ、ミネストローネ、ご飯。メンバーはより親睦を深めようと、花見やハイキングに出掛け、年に数回は草刈りなどの奉仕作業にも参加しているといい、菅野さんは「それぞれに腕も上達している。気軽に見学に来て」と話した。
会費は材料費や会場使用料などをその都度折半している。
問い合わせは同センター(0595・64・2605)まで。