世界の名曲楽しんで 伊賀コミュニティオーケストラ定演13日
三重県伊賀地域の市民管弦楽団「伊賀コミュニティオーケストラ」(山本孝司代表)の第21回定期演奏会が、10月13日午後2時から、伊賀市西明寺の市文化会館さまざまホールで開かれる。
「伊賀でオーケストラが活躍できる場をつくろう」と2002年に結成されて以来、年1回開く定期演奏会、「名曲コンサート」への出演など、活動を続けている。現在の団員は10代から70代まで幅広く、伊賀地域を中心に弦・管・打楽器の計36人が集まって練習に励んでいる。
今年の演目は、モーツァルト作曲「歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』序曲」、ウェーバー作曲「クラリネット協奏曲第2番」、メンデルスゾーン作曲「交響曲第3番『スコットランド』」で、指揮は鳥居明夫さん、松田徳秀さん。「クラリネット協奏曲第2番」は名張市出身のクラリネット奏者・島谷万寿実さんがゲスト出演する。
「コロナ後に団員数が少し増え、できる曲目の幅も広がった。演奏の質向上はもちろん、足を運んで頂く皆さんに楽しんでもらえる工夫をしていく」と語る松田さんは今回、「スコットランド」の指揮を担当する。「メンデルスゾーンが紡いだイギリスの情景に思いをはせてもらえたら」と期待を込めた。
入場料は一般1000円、高校生以下500円で、全席自由。チケットは同会館、青山ホール(阿保)で販売している。