14時間煮込み?!三宮『鶏料理ひとりひとり』の濃厚鶏ガラスープ鍋で身体もポカポカ 神戸市
三宮の駅前から徒歩5分ほど。神戸サウナの近くで見つけた隠れ家的・鶏料理のお店『鶏料理ひとりひとり』(神戸市中央区)へ取材に行ってきました!新鮮なこだわり鶏を使った料理が楽しめる、“鶏好きさん”にはたまらないお店です。
生田ロードの1本西の筋。飲食店が立ち並ぶエリアにあるSEIGYOビルの5階に店を構えています。
エレベーターを降りるとすぐお店の入口を発見。さっそく店内へ足を踏み入れると…。
外の喧騒がすっと遠のく、木目を基調とした落ち着いた空間が広がっていました。テーブル席は掘りごたつ式で、靴を脱いでゆったりと腰を下ろせるのが嬉しいポイント。どこか“ほっとする”和の空気も漂い、冬の夜にぴったりだと感じました♪
同店を語るうえで、絶対に外せないのが名物の「鶏ガラスープの絶品鍋」。1人前1,800円から注文でき、人数に合わせて最大4人前まで用意してもらえます。お鍋って意外と色々と具材を準備するのも大変なので、おひとり様でも楽しめるのはありがたい!
驚くべきはそのスープづくりにかける「時間」。
鶏ガラ100%のスープを14時間かけて丁寧に煮込むという、驚くほど手間を惜しまないこだわりぶり。骨から出る旨みをじっくり引き出し、食材の余計な雑味を丁寧に取り除くことで、“研ぎ澄まされた鶏の美味しさ”を実現されています。
ぷりぷりと光を反射する鶏もも肉は、一目で鮮度の良さがわかるほど!
大葉をたっぷり練り込んだつくねは、丸める前から香りがふんわり漂います。自分で形を整え、鍋に入れる瞬間のワクワク感もまた、この店ならではの楽しみです。
さっそく具材を鍋に入れて温めていきます(今回は撮影のため、特別に具材と鍋を別々に提供していただきました)。
鍋が煮えるのを待つ間も、楽しみは尽きません。同店ではチキン南蛮や手羽先唐揚げ、鶏ガラスープで作った特製海老チリなど、鶏料理専門店ならではの魅力的な一品メニューも揃っています。
今回選んだ一品は「こだわり卵のオムレツ 明石焼き風」。澄んだ出汁に浸かってテーブルに運ばれてくる様子は、一目で心を奪われるほどのインパクト!
箸を入れると、とろりとろける卵と鶏ガラスープが一体となり、口の中で優しく広がります。
オムレツをゆっくり楽しんでいると、テーブルの鍋も完成しました。まずはスープから一口。濃厚なのに重くなく、鶏の旨みがぎゅっと凝縮されていて、口当たりは驚くほどなめらかで身体もポカポカ温まっていきます♪
ぷりぷりの鶏モモ肉は弾力もあって満足感を高めます。
出来上がりを楽しみにしていた「つくね」は、ひと口噛むと、ふんわりの中にこりこりとした歯ごたえがあって楽しい♪
濃厚でコクのある鶏ガラスープはそのままでも十分美味しいですが、柚子胡椒やポン酢を加えると、また違った表情を見せてくれます。
三宮という街の喧騒を少し忘れ、木の温もりに包まれた空間で絶品鶏料理を味わう時間は、まさに贅沢のひとときでした。
場所
鶏料理ひとりひとり
(神戸市中央区北長狭通2丁目10-12 SEIGYOビル 5F)
営業時間
17:00~22:00
定休日
日曜日