茅ヶ崎市 戸別収集の実験事業開始 8エリアで1年間
茅ヶ崎市は4月から、市内8エリアで燃やせるごみの戸別収集実験事業を始めた。期間は2026年3月末まで。
戸別収集は各家庭の敷地の公道に面した場所にごみを出し回収する方式で、ごみの分別が進むと期待される。市は18年度から導入の検討を進めており、影響や効果を把握するため、幸町、芹沢、共恵1丁目・2丁目、浜竹4丁目、中海岸1丁目、東海岸北1丁目・2丁目の8エリアで実験事業の実施を決めた。
事業の開始に当たっては、18回にわたって説明会を開催したほか、排出方法や事業の趣旨を掲載したガイドブックを配布したことなどもあり、大きな混乱なくスタートしたという。
市資源循環課では「事業者のなりすまし防止などに関しては一定の手応えを感じている。今後は住民へのヒアリングやアンケート、また年末頃をめどにごみの組成分析などを行い、効果を検証したい」としている。