オリックス育成4位「ギータ二世」寺本聖一、独立リーグ日本一の育成5位・田島光祐と仮契約
広島経済大で通算12本塁打の寺本
オリックスは13日、今秋の育成ドラフトで4位指名した広島経済大の寺本聖一外野手(21)、同5位指名したBCリーグ・信濃グランセローズの田島光祐捕手(24)と仮契約した。
寺本は広島商から広島経済大に進学し、身長170センチと小柄ながらリーグ通算12本塁打を放ったスラッガー。俊足強肩強打で、大学の先輩でもあるソフトバンク柳田悠岐になぞらえて「ギータ二世」と呼ばれている。
「仮契約をしていただき、改めてプロ野球選手になったという実感が湧きましたし、これから自覚をもって行動しなければいけないと思いました」と気を引き締める。
「1日でも早い支配下選手を目指して、ハツラツと野球を楽しんで、寺本を見に行きたいと言われるような選手になっていきたいです!憧れの吉田正尚さんに少しでも近づけるように頑張って、将来はトリプルスリーを目標にしていきます!」と笑顔を見せた。
BCリーグ・信濃で独立リーググランドCS初優勝した田島
田島は龍谷大平安高時代に甲子園に出場。中部学院大は中退したが、2022年から加入したBCリーグ・信濃でも強肩強打で活躍し、日本独立リーググランドチャンピオンシップ初優勝に貢献した。
「仮契約を終えて、すごく実感がわいてきましたし、ここからやるぞ!という気持ちになりました。まずは今の1番の目標である支配下登録を目指して、どれだけアピール出来るかだと思っていますので、どんな練習にもついていけるように日々準備しています」と自覚十分。
「自分のアピールポイントである守備の部分で、投手の方々に“田島に受けて欲しい”と思っていただけるように頑張っていきたいと思います」を意気込んだ。
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記事:SPAIA編集部