【Q3決算】亀田製菓(新潟市江南区)、国内・海外ともに好調で増収増益
亀田製菓本社
亀田製菓株式会社(新潟市江南区)は1月31日、2025年3月期第3四半期決算短信(連結)を発表した。
売上高は773億200万円(前年同期比10.2%増)、営業利益は43億800万円(同48.8%増)、経常利益は59億2,800万円(同48.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は35億1,200万円(同77.1%増)で増収増益となった。
国内米菓事業全体の売上高は530億5,300万円(同7.2%増)、営業利益は36億800万円(同8.6%増)。
重点ブランドの「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「亀田のつまみ種」「こつぶっこ」の売上高は前年同四半期を上回った一方、「無限」シリーズ「技のこだ割り」は前年同四半期を下回った。百貨店向け商品や土産物用商品は、新規店舗の出店効果もあり堅調に推移した。
営業利益については、価格改定の実施のほか、重点ブランドへの集中化などの施策に取り組んだ。また、百貨店向け商品や土産物用商品を製造販売するグループ会社の好調な業績も加わり増益となった。
海外事業についても、北米、アジアともに好調。売上高は125億4,900万円(同12.3%増)、営業利益は4,400万円(前年同四半期は営業損失4億2,200万円)と黒字転換した。
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亀田製菓 「IR情報」