【50代からの片付け術】家も心もスッキリするために「絶対に」捨てるべきもの
北海道で愛する犬猫と暮らすりさねーぜさん。かつては仕事一筋の多忙な日々を送っていましたが、人生の転機に「私が本当にしたいこと」と向き合い、家づくりや早期退職、そしてフリーランスとしての新たな挑戦など、自分軸で選択を重ねてきました。著書『57歳、いきいきハッピーおひとりさま暮らし』(KADOKAWA)は、彼女の半生を通して、「自分らしい生き方」を見つけるヒントが詰まった一冊です。「孤独は怖くない、怖いのは孤立」というメッセージや、周囲との心地よい距離感の取り方、日々の食生活の整え方、グレイヘアでのおしゃれなど、あなたの「これからの毎日」を楽しく、心豊かにするためのヒントが満載です。
※本記事はりさねーぜ著の書籍『57歳、いきいきハッピーおひとりさま暮らし』から一部抜粋・編集しました。
りさねーぜが答える!50代からの不安、教えてください!
Q 家をすっきりさせたいのにものを捨てられない
A 「いずれ使うかも」程度のものに家を占拠させるのはもったいない
必要のないものを捨てるのが一番の近道なんですが、それができないんですよね、結局。
ものが捨てられない理由を考えたのですが、「いずれ使うかもしれない」という、備えあれば憂いなしの精神。でも使うのが10年後だとしたら......。私は、不要なものに10年ものあいだ家の一部を占拠されているほうが、なんだかもったいない気がしました。
万が一、必要になったらまた買えばいいんです。私はすぐにポイポイ捨ててしまうタイプですが、捨てなければよかったと後悔したことは、今まで一度もありません。
なかでもすぐに捨てたほうがいいのは、もう何年も着ていない服。特別な思い出があるなら別ですが、単に「高かったから」「また流行るかもしれないから」という理由なら、絶対に捨てたほうがいいです。
その服、大切な人に会いに行くときに着ていきますか?
一軍服と思えないなら、これを機に手放しましょう。
【TRY!】一時ストック場所をつくる
郵便物や書類など、とっておくべきかどうか迷うものってないですか? それらをテーブルの上などに出しっぱなしにしておくと、どんどんそこに物がたまってしまいます。なので私は、引き出しの一段を一時的な保管場所にして、捨てるかどうか迷うものは、とりあえずそこに入れ、一定の期間が過ぎて使わなかった場合は、処分するというルールにしています。