富士シティオ 子どものアイデア商品化 21日から各店舗で販売
スーパー「Fuji」を運営する富士シティオ(株)=中区日本大通=は、子どもが考えた「夢の献立」を商品化し、2月21日(金)から販売する。
商品化するのは、「かながわ学校給食夢コンテスト」の「野菜で笑顔あふれるで賞」の受賞作5品。同コンテストは、県が学校給食のイメージアップや地産地消の奨励などを目的に、公立小・中・義務教育・特別支援学校の児童と生徒から給食の献立を募集している。同社は2020年からカゴメ(株)と協力し、受賞作を商品化、店頭で販売している。
商品を手掛けた総菜部の担当者は「星形のピザなどのアイデアに加えて、栄養バランスや地産地消が考えられていてすごいと思った。同じ食材を使ったり、県内産の野菜を取り入れるなど、できるだけ子どもたちが考えたものを再現した」と話す。チラシや店頭のPOPには、子どもが献立を考案するにあたり工夫したポイントを掲載している。
2月21日から23日(日)までは、「野菜たっぷりトマト豚生姜焼き弁当」「鶏肉と彩り野菜のトマトソースがけ」「やさいのおほしさま☆ピッツァ」の3商品が、3月21日(金)から23日(日)までは「さば竜田のきのこトマトソースがけ(カレー風味)」「かぼちゃとナスのミートソースグラタン」を販売する(一部店舗を除く)。
「身近なスーパー」を目指す同社。担当者は「県内の子どもたちと一緒に作った商品。ぜひご賞味ください」と話す。