さんまさんは「笑いの神様」だとずっと思っていたけど違います…団長安田さん
自転車名人に任命されるだけあって次々と新しいことにチャレンジされている団長。前にいらしたときは「100日連続Zwift配信」「グラベルロードでのキャンプ体験」などについて熱く語ってくださいました。あれから4年。その間もタンデム自転車、BMX、マウンテンバイク、さらに鳥取砂丘を自転車で走るといった貴重な体験も重ねてきたそうです。 そんな団長が今興味をもっているのが競輪。しかし、今から選手になるのはハードルが高すぎる。でも何らかの形で関わりたい。ということで何と今、トランペットを習っているそうです。つまり、「レース前のファンファーレで選手を応援できないか?」というのが団長の思い。さすがは自転車名人! 着眼点がほかとは一味違いますね。4ヵ月ほど前から1ヶ月に2回のペースで教室に通っているそうですが、やはりトランペットは奥が深く、マスターするには茨の道。始めてしばらくは音が鳴る日と鳴らない日があり、何が違うのかわからず、まるでコツがつかめなかったそうです。今は「もしかして今吹いてるのって童謡の『ふるさと』ですか?」とどうにかわかってもらえるレベルに到達。いつか番組で演奏を聞かせていただきたいですね。
さらに車券を買う面白さについても話してくださいました。以前、夢のような高額配当を経験されたそうです。そこにはあの明石家さんまさんが深く関わっているのだとか。ある日、さんまさんから電話がかかってきて、「舞台でおまえのギャグ『ベタで~す』をやったけど全然ウケへんかったぞ!」と冗談交じりに抗議を受けたそうです。大先輩のさんまさんがわざわざ電話をくれたにも関わらず、あまりに突然のことだったため、思うように面白いリアクションができなかったと団長は猛省。その夜は落ち込んでほとんど眠れなかったそうです。その後、翌日の舞台のスケジュールを調査。会場は大阪でしたが、チョンボを取り返したいという一心で、何と東京から新幹線に飛び乗り、劇場でさんまさんを入り待ち。姿を見かけるや、「今度はウケるようにやってくださいよ!」と声をかけたところ、団長の粋な行動にさんまさんも笑ってくれたそうです。往復の旅費に数万円をつぎ込む形となりましたが「さんま師匠の笑顔が見られた! そう考えたら安いもんや」と自分にいい聞かせつつ、何となく車券を購入。それが13万円に大化けしたというわけです。「さんまさんは『笑いの神様』だとずっと思っていたけど違います。ただの『神様』です(つまり、笑いだけでなくオールマイティな神様)」と団長は笑って振り返られました。
そんな団長が今あらためて気になるのが逆走。なかなか減らないことを嘆いていました。さらに、ロードバイクユーザーが上から目線のような態度を街中でとる場面をときどき見かけるのだそうです。自転車名人になり、ますます発信力を増した団長にはどんどんご自身の考えを伝えていただきたいですね。
それから団長は自転車名人を受賞されたときに「レースでは表彰台よりも次の日に仕事に行けることが大事」という深みのあるコメントを発信されました。その思いについても団長らしい視点で語ってくださいました。