平塚市 防災・消防体験を合同で 災害に強いまち実現へ
平塚市総合公園内の平塚のはらっぱで10月26日、総合防災訓練と消防フェスティバルが合同で初開催された。同訓練は市民に消防・防災行政への理解と関心を高めてもらうことを目的に実施。
消防・警察の車両展示や地域の企業や団体が出展した41のブースには多くの来場者が立ち寄り、楽しみながら防災・消防について学んでいた。
オープニングセレモニーでは、平塚市少年消防クラブが演技を披露。例年希望者が列を作る「はしご車搭乗体験」には抽選で45組が参加。子どもから大人まで地上高46mの世界を体感した。
防災関係機関12団体による地震対応訓練では、ドローンを使った情報収集訓練や災害救助犬検索訓練のほか、土砂災害救出訓練などが行われた。訓練を見ていた平塚市在住の岸田悠誠さん(6)は、「自衛隊を初めて見た。かっこよかった」と感想を話した。