しなしなきゅうりは水と氷で復活!野菜ソムリエの裏技に「これで無駄にしない」「簡単にできる」
10秒で要点チェック!
しなしなのきゅうりは、氷水につけて冷蔵庫に入れておくと復活できる
1/2本にカットしたきゅうりの場合、冷蔵庫に2時間ほど冷蔵庫に入れておく
1本まるごとのきゅうりの場合、5時間〜1日程度冷蔵庫に入れておく
冷蔵庫で放置してしなしなのきゅうりはどうする?
きゅうりを冷蔵庫で保存していて、気付いたらしなしなになっていたことはありませんか?もうサラダには使えない……と諦めていた方は必見です。この記事では、野菜ソムリエがしなしなになったきゅうりを復活させる裏技をご紹介します。実際にはどのように変化するか、チェックしてみてください!
野菜ソムリエ直伝。しなしなきゅうりを復活させる裏技
必要な材料
・しなびたきゅうり
・水(きゅうりが浸かるくらいの量)
・氷(水と同量)
・ジッパー付き保存袋
手順
ジッパー付き保存袋に、しなびたきゅうり、氷、水を入れます。
口を閉じて冷蔵庫に入れます。きゅうり1本の場合は5時間〜1日程度おくと張りが戻りますよ。1/2本にカットしたきゅうりであれば、冷蔵庫に2時間ほど入れておくと復活します。氷が溶けたあとは新たに氷を追加せずOKです。そのまま冷蔵庫に入れておきましょう。
実際にどれくらい復活する?結果を比較検証!
では実際にしなしなのきゅうりがどれくらい復活するかを検証します。今回は分かりやすいようにしなしなになったきゅうりを半分に切り、片方はそのまま、もう片方は裏技を試してみますよ。どれほどの変化があるか確認していきましょう!
検証前
しなびた1本のきゅうりを半分にカットしました。半分にカットすると重さは同量でそれぞれ29g程度。水分が抜けて張りがなく表面にシワがよっている状態で、ふにゃふにゃとやわらかいです。
裏技検証中
片方はそのままにし、もう片方は裏技を試しています。きゅうりを半分にカットした状態なので、氷水に浸した状態で2時間ほど冷蔵庫に入れました。まるごと1本を氷水に浸すよりは短い時間で裏技を試します。
結果
左:裏技を使ったきゅうり 右:そのまま放置したきゅうり
裏技を試して2時間後のきゅうりと、しなしなのまま放置したきゅうりです。見た目で分かるくらいに変化がありました。重さを量ると裏技を使ったきゅうりは約40g。裏技前の29gからかなり水分が戻ったことが分かります。全体的に張りが戻って硬くなり、実際に食べてみるとパリッとした食感。十分生で食べられる味わいになりました。
検証結果まとめ
しなしなのきゅうりは、裏技を使うことで硬さが戻りパリッとした食感になりました。見た目で分かるくらい張りが出て、ふにゃふにゃ状態だったのがしっかりと締まっています。しなびたときに入った表面のシワは多少残りますが、食べてみると問題ありませんでした。
状態 / 重さ / 見た目 / 食感
しなしなきゅうり / 29g / シワがよって張りがない / 歯ごたえがなくやわらかい
裏技きゅうり / 40g / 張りがあって硬い / パリッとした食感
しなしなになったきゅうりは裏技で復活させよう!
冷蔵庫で保存していてしなびさせてしまったきゅうりは、氷と水を使えばOK。パリッとした食感と張り、みずみずしさが戻ってきます。
まるごとのきゅうりと半分にカットしたきゅうりではかかる時間が違うので、時短で復活させたいときはカットするのがおすすめですよ。これまでしなしなになったら生食を諦めていた方は、ぜひ試してみてくださいね。
ライター:稲吉永恵(野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ)