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山陽電鉄『人丸前駅』にある、“時のまち 明石”ならではの工夫を調査しました 明石市

Kiss

日本の時刻の基準となる東経135度子午線が通り、“時のまち”と呼ばれる明石市。今回はそんな明石市ならではの駅を訪れてきました。

駅の名前は山陽電鉄『人丸前』駅。近くには『明石市立天文科学館』などがあります。こちらの駅のどんなところが“明石ならでは”なのかというと、実は駅のプラットホーム上を東経135度子午線が交差しており、しかもその様子が目に見えるのだとか!?

東経135度子午線と交差する線路は日本海から明石市まで7線あるそうですが、プラットホームを子午線が交差するのはこの『人丸前』駅だけ。これは見に行くしかない!

ということで、さっそく駅のホームへと上がってみました。駅の南側には明石海峡大橋や明石の街並みが広がって見えます。ホームが高台にあるからこその気持ちの良い景色。また、訪れたのは平日の昼間ということもあり静かで、風が心地よく感じられました。

さて、子午線はどこにみえるのでしょう?ホームの西側へと進んでいくと、、何やら白線が引かれています。

白線には「東経135度子午線」と書かれています。ここを日本の標準時子午線が通っているのですね!そしてその白線がまっすぐに伸びていく先には、「明石市立天文科学館」のタワー。

タワーと子午線が一直線にならぶ"時のまち"を象徴するような風景に、なんだかロマンを感じます。

子午線の上を電車が走る様子がわかります

子午線を表す白線は1991年の山陽電鉄の高架化にともなうプラットホーム完成にあわせて引かれたそうです。このように目に見える形で表してくれると、子どもにも説明しやすいですね。

人丸前駅の近くには『明石市立天文科学館』のほかにも、日本最初の標識「大日本中央標準時子午線通過地識標」やトンボをモチーフにした珍しい形の「子午線標示柱」、『子午線郵便局』など時にゆかりのある場所がいくつもあり、歩いて巡ることができます。

我が子がもう少し大きくなったら、人丸前駅をスタート地点として“時のまち 明石”を一緒に巡り、時間について学ぶきっかけにしてみようと思う筆者でした。


場所
山陽電鉄 人丸前駅
(明石市大蔵天神町1-15)

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