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【北海道・絶景スポット4選】「紅葉」がたまらなく美しい北海道の山々 秋こそ登山!

Sitakke

Sitakke

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。

自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高です!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます~!

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

もうすぐ秋

「中秋の名月」の日に、みたらし団子を食べながら空を眺めると、秋の匂いがしました。

振り返ると今年の夏は、暑いし、虫は多いしと、なんだかんだ理由を付けて家の中でアイスクリームを食べてゴロゴロ…。あまりアクティブに身体を動かしていませんでした。

すると、体重計でショックな数字が!…秋は心を入れ替えて、たくさん身体を動かそうと思います。もちろん、登山もいっぱいするぞ!

個人的に登山のベストシーズンは、秋。
涼しくて、風が気持ちよくて、何よりも紅葉がきれいなのです。

母校・北海道大学の紅葉

下から眺める紅葉も素敵ですが、今回目指すのは、その道を通っていった先にある、山々の紅葉!

2021年 ニセコアンヌプリの山頂

緑と青が印象的だった景色に、赤や茶色が加わって、息をのむほどの絶景が広がります。

今回は、紅葉狩りを楽しめるオススメの山をご紹介します。
私の独断で選んだ、4つの山をランキング形式で紹介していきますよ~!## 第4位:俱知安町・ニセコ町「ニセコアンヌプリ(標高1308メートル)」

2021年 ニセコアンヌプリの山頂

スキーリゾートとしても人気のニセコアンヌプリ。山頂から眺める羊蹄山が本当にかっこいい山です。
1時間ちょっとで登れて、急勾配も少ないので初心者でも登りやすいです。

どの季節も楽しめる山ですが、秋はまた一段と魅力的な姿を見せてくれます。

2021年 ニセコアンヌプリ

山が赤く染まっています。
あっという間に標高1000メートル越えの世界へ…。

2021年 ニセコアンヌプリ
2021年 ニセコアンヌプリ

雲の中にいるような瞬間もありました。
【詳しい登山レポ:私に登山の素晴らしさを教えてくれた山「ニセコアンヌプリ」!地元アナウンサーの山ガイド】

第3位:小樽市「塩谷丸山(標高629メートル)」

2023年 塩谷丸山

札幌から1時間程度で到着するアクセスの良さと、山頂の奥にある広々とした展望スポットが大好きで、毎年必ず登っている山です。

標高が低い分、夏は暑いのですが、秋は紅葉が眼前に広がる景色がお見事!

2022年 塩谷丸山

岩に座って眺める景色は…

2022年 塩谷丸山
2023年 塩谷丸山

ヤマ…ウミ…マチ…紅葉!登った人だけが見られる景色です。

【詳しい登山レポ:初心者におすすめ、崖・海・街を一望できる「塩谷丸山」!地元アナウンサーの山ガイド】

第2位:有珠郡壮瞥町「有珠山(標高737メートル)」

2023年 有珠山

ユネスコから、世界ジオパークにも認定されている「洞爺湖有珠山ジオパーク」の一部です。
「ロープウェイには乗ったことがある」という方も多いのではないでしょうか。
それだけではもったいない、登山も楽しい山なのです。

2022年 有珠山

紅葉のじゅうたんを進んでいく登山道。

2022年 有珠山

登った先には展望台があり、海と山を間近に楽しめる絶景が広がっています。

2022年 有珠山

またロープウェイで到着する展望台とは別なので、人も少なくほとんど貸切状態なのもおすすめポイントです。
【詳しい登山レポ:ユネスコ認定「世界ジオパーク」の迫力をご覧あれ!自分の足で登ってこその絶景】

第1位:東川町「旭岳(標高2291メートル)」

2024年9月 旭岳

言わずと知れた紅葉の名所「大雪山系旭岳」。
北海道最高峰なのに、片道2時間半と、意外とお手軽に登れるのもオススメポイントです。
ロープウェイに乗ると、一気に標高1600メートル地点まで到達します。

2024年9月 旭岳

9月の中旬で、こんなに色づいていました。
旭岳で見てほしいのは、高山植物の「チングルマ」の綿毛。

2024年9月 旭岳

風に吹かれてぽわぽわ揺れる姿に癒されること間違いなしです。
【詳しい登山レポ:日本一早い紅葉!肉眼で見るべき絶景。地元アナウンサーの山ガイド】

紅葉登山の言いたいことは山々ですが

これだけキレイな景色に出会えるならば、登ってみてもいいな…という気になってきませんか?
心震える景色にきっと出会えるはずです。
そして紅葉と一緒に写真を撮ると、とっても「映え」ます。

2023年9月 札幌

札幌にある中島公園で焼き芋を食べるのも、なんだかエモーショナルな写真に。
紅葉の名所、豊平峡ダムでは、口から虹を出すような瞬間も撮れました。

2023年

この写真が映えているのかはわかりませんが、山に登れば皆さんも「映え写真」を撮れるはず!

登山で、心も足も震える一日を過ごしてみませんか?

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里が、趣味である「登山」と「山ごはん」を紹介します。
初めて登山をする方は、まずはこちらの記事から:「初めて登山をするあなたへ」

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部IKU

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