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こどもみらいプラザ 子育て、防災の拠点に 4月1日より供用開始

タウンニュース

子育て、防災の拠点に

伊勢原市の新たな子育て支援拠点「こどもみらいプラザ」の開所式と内覧会が3月26日に開催された。子育て支援機能の充実と来庁者の利便性向上、そして防災拠点としての役割を担い、4月1日より供用が開始された。

こどもみらいプラザは、新築分庁舎整備事業として協議を重ね、子育て支援機能の充実及び来庁者の利便性の向上を図るとともに、市役所本庁舎の狭あい化などの課題を解消するために整備が進められてきた。これまで市庁舎の1階と5階、そして分庁舎に分散していた子ども部の窓口や機能を1カ所に集約し、各種支援や相談業務を集中的に行う。妊娠、出産、育児、青年期まで切れ目のない支援体制を整える。2階には子育て支援センターの交流スペースがリニューアルオープン。交流スペースは50組程度までの親子の受け入れが可能で、母親父親教室などの講座も企画していくという。

さらに、防災拠点としての役割も担う。近年、自然災害が激甚化、広域化する中、災害における支援を受け入れる体制を整備し、子育て支援だけでなく、地域全体の安心安全を支える施設としての活躍が期待される。

建物の仕様は、建築面積が580平方メートル、延床面積が1160平方メートル、構造は鉄骨造、地上2階建て。本庁舎とこどもみらいプラザの往来のために、鉄骨造平屋の渡り廊下が配置され、来庁者用の駐輪場も新たに設けられた。設備面では、多目的トイレや授乳室、沐浴設備、相談室等のほか、車椅子対応のエレベーターが1基設置され、電力供給の一助として太陽光発電も整備されている。

開所式では、伊勢原市議会議長の大山学氏をはじめ、市内の子育て団体など多くの来賓が出席し、施設完成を祝った。萩原鉄也伊勢原市長は、「子育て支援策、防災拠点、そして市民の皆様の憩いの場となることをご祈念いたします」とあいさつした。

子育て層から期待の声

また、内覧会には、市内の親子20組も招かれ、新しくなった子育て支援センターの交流スペースを楽しんだ。来場した親子は「子どもを連れてあちこち移動するのは大変。相談が一つの場で済むのは助かる」「子どもと2人きりだと煮詰まってしまう。息抜きできる場になれば」と期待を寄せていた。

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