人気パティシエ・辻口シェフを直撃!能登の銘酒でつくりあげたチョコレートボンボンを阪急バレンタインで限定販売
阪急うめだ本店では、2025年2月14日(金)まで日本最大級のチョコレートの祭典「バレンタインチョコレート博覧会2025」を開催中です。その中で注目を集めているのが、能登出身の「ル ショコラ ドゥ アッシュ」辻口博啓シェフが手がけた「ショコラ-ISHIKAWA-」。能登の銘酒を使用した特別なボンボンショコラです。
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復興支援に込められた想い能登の銘酒を使った4粒のショコラ
復興支援に込められた想い
2024年に発生した能登半島地震から約1年。今も復興に向けた取り組みが続いています。阪急うめだ本店では「Cheer!ISHIKAWA」という応援プロジェクトを展開中。売上の一部を「H2Oサンタ(※)」を通じて、被災地のこども食堂を支援するプロジェクトに寄付しています。
辻󠄀口シェフが能登の酒造会社とタッグして作られた「ショコラ-ISHIKAWA-」は、このプロジェクトの一環として誕生しました。
※H2Oサンタは阪急・阪神百貨店をはじめとするH2Oリテイリンググループの社会貢献団体です。
能登の銘酒を使った4粒のショコラ
ル ショコラ ドゥ アッシュ「ショコラ-ISHIKAWA-」4個入り 2,501円(税込)
「ショコラ-ISHIKAWA-」は、能登の地酒を使い、4粒それぞれ異なる香りや味わいが楽しめるボンボンショコラです。
白、グレー、赤、青の4種類をセットに、使用した日本酒は以下のとおりです。
■白藤酒造店
白/奥能登の白菊 貴醸酒2021BY
グレー/奥能登の白菊×奥能登自然栽培米 無加水原酒2020BY
■松波酒造
赤/大江山 大吟醸
青/大江山 鬼神-KiShin-純米吟醸
オープニングセレモニーで、辻󠄀口シェフは「実際に被災地の酒蔵を歩いたのですが、いつ再開できるかまだめどが立たない段階です。それでも皆さんが一生懸命がんばっている姿をみて応援をしたいと、ボンボンショコラをつくらせていただきました」と挨拶。
また、白藤酒造店の白藤喜一さんは、「私どもも被災しましたが、幸いひとつの蔵が残り今年3月に再開予定です。今回はお酒の特徴がいかされたおいしいチョコをつくっていただいたので、みなさんに楽しんでいただきたいです」とコメント。(写真:左から2番目)
松波酒造の金七聖子さんからも、「能登半島地震で酒蔵や母屋が全壊しましたが、全国からの応援でレスキューしたお酒の販売を行っています。希少なお酒を使ったチョコを、ぜひ味わっていただきたいですね」と話がありました。(写真:左から3番目)
追加で辻口シェフに話を伺うと、「能登の食文化、能登の未来を見ていただきたいという思いで、ボンボンショコラを開発しました。4粒それぞれに“能登の空”をイメージし、能登の曇り空にピンクやブルーの美しさを表現しました。商品づくりでは、それぞれの日本酒の特徴を引き出すことにこだわりました。おいしく召し上がっていただき、その思い出を能登を訪れるきっかけにつなげていただければうれしいです」と思いを聞かせてくれました。
阪急うめだ本店9階 うめだホールでは、「食べて、贈って、みんなで応援!」を合言葉に、能登に思いをつなぐ多彩なチョコレートが並んでいます。「ショコラ-ISHIKAWA-」は阪急うめだ本店でしか買えない限定商品。ぜひ訪れてみてください!
\from Writer/
今回の取材では、「災害復興はまだこれから。能登の希望につなげたい」という辻口シェフの力強い言葉が印象的でした。自分にできることを考えたとき、いろいろな形で応援したり、その土地を訪れたり、能登に気持ちを寄せることが大切なのだとあらためて感じています。
バレンタインチョコレート博覧会2025
開催期間:2025年1月20日(月)~2月14日(金)
開催場所:阪急うめだ本店 各階
※ル ショコラ ドゥ アッシュ「ショコラ-ISHIKAWA-」は、阪急うめだ本店9F 阪急うめだホールです。
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真/anna 文/谷尻知子