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<毒親への恨み>旦那が子どもの前で祖父母のグチ…いい加減やめてほしいけれど仕方がない?

ママスタセレクト

大人になると子どもの頃の記憶が薄れてくるとはいえ、なかにはずっと忘れられない出来事もあるものでしょう。ママスタコミュニティのあるママの旦那さんは、親から受けた仕打ちが心に残っているそう。お酒を飲むと親の愚痴を言うようで、こんな相談がありました。

『夫はいまだに子どものときに親から受けた仕打ちを恨んでいて、酔うと子どもの前でもグチグチ言います。今うまくいかないのは全て親のせいなのだそう。それ以外は特に問題のないいい夫なんですが、いい加減親への恨みを手放してほしいです。子どものときの親への恨みは、なかなか手放せなくても仕方のないものですか?』

旦那さんは子どもの頃に親からひどい仕打ちを受けていたそうです。それを大人になった今でも忘れることができず、特にお酒が入ると愚痴が出てしまうようですね。それを聞かされる投稿者さんや子どもは、決していい気分ではないでしょう。投稿者さんはどうにか気持ちの整理をしてほしいと思っているようですが、他のママたちは旦那さんの気持ちもわかるようです。こんな意見が届いています。

親への恨みはそう簡単に忘れられるものではない

『旦那さんの気持ちはすごくわかる。恨む気持ちは毒親に育てられないとわからないよ。だから投稿者さんには理解できないことなんだと思う。子どものときに愛のない育て方をされたら、その後もずっと引きずるよ』

『グチグチ言うのをずっと聞かされていたら、イラッとする気持ちはわかる。でも恨み自体は、捨てようと思って捨てられるもんじゃないんだよね。私は愚痴は言わない代わりに親と絶縁しているけれど、「親子なんだから話し合えばわかるはず」と言われると超イラッとする』

旦那さんは結婚をして家庭を持った今でも、子どもの頃の出来事を忘れられずにいます。愚痴を聞かされる投稿者さんからすれば気持ちの整理をして忘れてほしいと思うのでしょうが、それは投稿者さんが旦那さんと同じ経験をしていないからかもしれません。旦那さんと同じように子ども時代に辛い思いをしたママからは、親への恨みはそう簡単には忘れられないとの意見もあります。また親子関係について他人から何か言われることにも、苛立ちを感じてしまうようですね。経験した人でないとわからないことも多いのではないでしょうか。

忘れたいと思っているのは旦那さん

『実際私は、幼少期に受けた傷が原因で精神的な病を患い、仕事をすることもできなくなりました。ひとつひとつの出来事や言葉だけを考えれば些細なことでも、それが絡み合うと大きな凶器になることもあります。「恨みなんて手放してしまいたい」、そう思っているのは旦那さんかもしれませんね』

子どものときに親から受けた仕打ちでできた傷が、ずっと旦那さんの心の中にあるのでしょう。思い出すたびに辛い思いをしているのですから、1番忘れたいと思っているのは旦那さんではないでしょうか。でもふとした瞬間に記憶が蘇ってしまい、辛い感情が込み上げてくるのかもしれませんね。手放したくても手放せない。そう思ってもっとも苦しんでいるのは、旦那さんなのでしょう。

子どもが聞いている。負の連鎖が起きるかもしれない

『私も旦那さんの気持ちはわかるけれど、このままでは旦那さん自身が毒親になってしまうよね。連鎖させないためにも、家族にグチグチ言うのはやめてもらおう』

お酒を飲むと親に対する愚痴を言う旦那さん。しかも子どもがいる前でも愚痴を言うので、聞かされている子どもも暗い気持ちになってしまいますよね。旦那さんが子どもの頃にされてきたこととは違うでしょうが、子どもからすれば嫌な記憶になってしまうのではないでしょうか。これは、負の連鎖と考えることもできそうです。でも旦那さんは子どもへの影響に気づいていない可能性もあります。家族の前で愚痴を言うのをやめてもらうように、旦那さんに一度話してみるのもよいかもしれませんね。

旦那さんには今の家族に目を向けてもらおう

『他人がどうこうできるものではないけれど、思い出さなければ思い出は薄れていくものだから、親から物理的にも心理的にも離れて親の話題を出さなければいいと思う。過去の家族ではなく、投稿者さんと子どもとの生活に意識を集中させてあげたらいい。悲しい過去を思い出す暇がないほど、今を充実させてあげたらいい』

辛い記憶は簡単に消せるものではありませんが、少しずつ薄めることはできるかもしれません。子どもの頃の記憶で辛い思いをしている旦那さんならば、親のことを思い出すような機会を減らすことで少しずつ気持ちの整理ができるのではないでしょうか。そのためには旦那さんが楽しく充実した時間を過ごせるように、そして今の家族のあたたかい思い出を作れるようにするのもよさそうですね。時間はかかるかもしれませんが、無理に忘れさせるのではなく思い出の上書きをしていくのも投稿者さんができることの1つかもしれません。


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