篠原小3年児童 「お店体験」で社会学ぶ 妙蓮寺ニコニコ会が協力
市立篠原小学校(松久保伸子校長)の3年生を対象とした「お店体験」が10月24日に行われ、妙蓮寺駅前の店舗など16カ所に出向いた児童が、各業務を体験した。同校の総合的な学習の一環として行われ、昨年度に続き、妙蓮寺ニコニコ会が協力した。
この日は、合計107人の児童が3〜8人ほどのグループに分かれ、各店舗の業務を行った。坂本薬局妙蓮寺店を訪れた6人の児童は、同校の学校薬剤師でもある小山理穂さんの指示に従い、「薬の一包化」を体験。小山さんから「高齢者などは薬の種類が増える。タイミングごとにひとまとめにして、飲みやすくしてあげるのが薬剤師の役割」と説明を受けた児童ら=写真。同店で実際に使用している分包機を使い、薬に見立てた粒状のものを「朝昼夕3日分」など、処方箋に従って分包していった。
白衣姿で、ピンセットを使いながら作業を行った児童の一人は「うまくできるか緊張したけど楽しかった」と感想を述べた。