三木のナイアガラ『黒滝』は雄滝と雌滝が織りなす自然美と癒しのパワースポット♪ 三木市
三木市吉川町に「三木のナイアガラ」と地元で呼ばれている、小さいながらも名滝『黒滝』があります。
世界三大瀑布といわれている「ナイアガラの滝」。カナダとアメリカの国境にあり、高さはそれほどないものの圧倒的な幅の広さと水量で名高い滝に、その姿を模して例えられています。
こちらも落差は4mとそれほど高くありませんが、幅は30mと関西でも珍しい広がりを持ち、迫力ある景観を楽しめます。
30mにも渡る滝幅から豪快に流れ落ちる雄滝と、細く糸を引くような雌滝が織りなす美しいコントラストが、観る人の心を揺さぶります。
大きな一枚岩を伝って水が流れ出る様子は圧巻です!
この場所には「万八狸とお万狐」という民話が伝わり、古くから地域住民に親しまれてきた歴史ある滝だということがわかりますね。
滝周辺は小高く階段で降りていくようになっていて、滝壺近くではひんやりとした冷気を感じられ、心地よい涼を取れるのが魅力です。
◾️黒滝へのアクセス
付近に駐車場はないため、2025年春にリニューアルオープンした「道の駅よかわ」(山田錦の館・吉川温泉よかたん併設)への駐車が推奨されています。ここから徒歩で10〜15分ほどの距離です。
田んぼに囲まれた道ぞいを三田方面へ、美嚢川(みのがわ)に架かる橋を越えると。
黒滝への案内看板が現れます。
階段を降りて橋桁の下をくぐり。
遊歩道をすすんで行くと、植栽された緑のすき間から滝が姿をのぞかせます。周辺でのキャンプやBBQなどは禁止されているため、マナーを守って静かに楽しみましょう。
筆者が訪れたのは暑い夏の日でしたが、訪れる人が後を絶たないヒーリングスポットでした。
場所
黒滝
三木市吉川町金会142