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かわいい!でもそれだけじゃない 映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』は大人にも沁みた【試写レポ】

Sitakke

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映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』5月1日(木)公開

おかし「たべっ子どうぶつ」がまさかの映画化!松田元太さん、水上恒司さん、髙石あかりさんなど、多彩なキャストが声を吹き込んでいます。

「HBC演劇エンタメ研究会(通称“エンケン”)」の森結有花アナウンサーが、試写会でいち早く見てきました。感想をレポートします!

ストーリー

おかしと人間が仲よく暮らすスイーツランドでは、歌って踊るスーパーアイドル「たべっ子どうぶつ」が大人気。しかし、この世の全てのおかしを排除し世界征服を狙う最凶の"わたあめ軍団"によって、ぺがさすちゃんが捕らわれてしまった!大切な仲間のため、モフモフカワイイだけで戦闘力ゼロのたべっ子どうぶつは、1000%不可能な"ぺがさすちゃん救出ミッション"に立ち上がる。絶体絶命の彼らが見つけた、大逆転の秘策とはー!?

夢のつまった世界に飛び込む

HBCアナウンサー・森結有花

HBCアナウンサーの森結有花です。

この映画は絶対、映画館の大きなスクリーンで見ていただきたいです!

私は映画の開始およそ2分30秒で思いました。
「お菓子を食べてこんなことになるのなら、私はどんなお菓子を食べようか?」

想像がどんどん膨らみ、とてもワクワクしました。
劇場で、夢のつまった世界に飛び込んだような気持ちで楽しんでいただきたいです。

©ギンビス ©劇場版「たべっ子どうぶつ」製作委員会

言わずもがなだと思いますが、映像も物語も、とにかくかわいい!
3Dになったたべっ子どうぶつたちが最初に登場するシーンでは、「うわあ、あのたべっ子どうぶつが飛び出してきた!」と興奮しました。

そして敵が「わたあめ軍団」だなんて、かわいすぎやしませんか?(笑)
闘いのシーンも「こんな闘い方、あり⁉」とキュンとしますよ~。

キャラクターたちも、それぞれが個性豊かで魅力があります。
映画をご覧になった後、あなたはどのキャラクター推しか、ぜひ伺いたいです!

©ギンビス ©劇場版「たべっ子どうぶつ」製作委員会

私は、ぺがさすちゃんの美しい歌声もいいし、しっかり者のぞうくんも素敵、ああでも、さるくんのあの例えツッコミは絶妙だった…うーん、箱推しにします。(笑)

また、たべっ子どうぶつと言えば、ビスケットに書かれている英語のスペル。
「こうやって楽しんだな」と、大人の私たちにとっては懐かしい気持ちになるシーンもありました。


大人にも沁みるメッセージ

ただ、「かわいい」「懐かしい」だけではないのがこの映画のポイント。
予告ではたべっ子どうぶつたちは「武器なし」「策なし」「意気地なし」と紹介されていま
す。

その通り!かわいい“だけ”で、特別な能力や才能があるわけではありません。

©ギンビス ©劇場版「たべっ子どうぶつ」製作委員会

映画の中ではそんな自分にコンプレックスを抱え、他者をうらやむキャラクターたちの複雑な心情も描かれています。でも実は、“人を笑顔にするかわいさ”も立派な才能。見落としがちな自分の魅力を見つけるヒントになりそうです。

ほかにも、“仲間を大切にすること”や、“諦めない気持ち”など、子どもの頃に教わった大切なメッセージがつまっています。

こんなに純粋でまっすぐなメッセージを受け取るのは久しぶりだからでしょうか?
私のようなひねくれた大人には(⁉)なんだかとても沁みました。(笑)

特に日頃、HBCテレビ『あぐり王国北海道NEXT』を担当し、食の応援をさせてもらっているため、誰もが知っている“あの言葉”がみんなを救うのがとても感動しました。

©ギンビス ©劇場版「たべっ子どうぶつ」製作委員会

そうだ!心が温まるあまり、エンドロールでぼーっとしちゃうことがないように!
なぜならここにもおもしろいポイントがあります。

それぞれのキャラクターを演じた声優の名前が出てくるのですが、あるキャラクターだけ「えっ!どういうこと…?」となります。

また、『ゲスト○○○○○○協力』という表記もこの映画ならでは!

笑ってしまうと同時に、とても豪華な共演が実現した映画であることがよくわかります。最後まで見ると、「まだまだ楽しい仕掛けがあったのでは?」ともう一度見たくなりました。

なんて映画レポートを私は今、たべっ子どうぶつを食べながら書いています。
やっぱりかわいい……そしておいしいです♪

【堀内美里アナウンサーの感想レポ:「おかしと映画は世界を救う」大人も楽しめた!映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の魅力】


映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』

©ギンビス ©劇場版「たべっ子どうぶつ」製作委員会

・2025年5月1日(木)公開

・CV:松田元太 水上恒司 髙石あかり 藤森慎吾 蒼井翔太 小澤亜李 水瀬いのり 東山奈央 立木文彦
間宮くるみ 大野りりあな 関智一 大塚明夫 大塚芳忠

・原作:ギンビス

・監督:竹清仁
・脚本:池田テツヒロ
・企画・プロデュース:須藤孝太郎

・主題歌「Would You Like One?」Travis Japan (Capitol Records / ユニバーサルミュージック)

・クリエイティブプロデューサー:小荒井梨湖 音楽:羽柴吟
・音楽制作:TBSテレビ 音響制作:グロービジョン 音響監督:横田知加子
・アニメーションプロデューサー:宇井正人 CGスーパーバイザー:堺井洋介 アートディレクター:亀井清明 ラインプロデューサー:髙橋弘樹
・宣伝プロデュース:KICCORIT
・アニメーション制作:MARZA ANIMATION PLANET INC. 製作幹事:TBSテレビ
・配給:クロックワークス TBSテレビ

上映劇場など、詳細は公式サイトからご確認ください。

文:HBCアナウンサー・森結有花
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は記事執筆時(2025年4月)の内容に基づきます

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