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休館中だった表参道「アニヴェルセル」の営業再開でAOKIホールディングスの最終利益が2割増

セブツー

AOKIホールディングスは2月7日、2025年3月期の第3四半期決算(累計)を発表した。売上高は1294億2700万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は75億1400万円(同9.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は45億9300万円(同20.2%増)と増収増益だった。

売上高構成比でほぼ半数を占めるファッション事業は、12月末時点で600店舗を展開しているが、既存店の売り上げが堅調に推移し、売上高は前年同期から1.9%増の619億2600万円、営業利益は同40.9%減の9億8300万円だった。パジャマスーツなどのカジュアル衣料が好調で、「ミワク(MeWORK)」も商品を拡充したことでレディス衣料が堅調だった。一方でスーツ・フォーマルの重衣料は低調だった。

カラオケの「コート・ダジュール」、ネットカフェ&複合カフェの「快活CLUB」を展開するエンターテイメント事業は、売上高は前年同期比1.6%増となる575億1600万円、営業利益は同15.1%増となる56億7900万円を計上し、第3四半期として過去最高益を達成している。飲食メニューを強化したことで客単価が上昇、既存店も好調を維持した。

「アニヴェルセル(ANNIVERSAIRE)」などを運営するアニヴェルセル・ブライダル事業は、売上高は前年同期比13.9%増となる83億6500万円、営業利益は3億2700万円(前年同期は500万円の赤字)だった。「アニヴェルセル」の表参道店は昨年9月中旬まで休館中だったが、営業を再開したことで施行組数が増加した。

不動産賃貸事業は、売上高は51億1900万円(前年同期比17.0%増)、営業利益は11億8700万円(同36.8%増)だった。

AOKIホールディングスの2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高は1918億円(前年比2.2%増)、営業利益150億円(同8.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は80億円(同5.6%増)を見込む。

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