【東京のたい焼き四天王!?】餡の甘さ、皮のパリパリ感・・・それぞれの違いは?
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新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
先々週は、東京の3大豆大福を食べ比べましたが、この企画が大好評だった!寒くなってきて、あったかいものを食べたい季節!そこで今回は、たい焼きを食べ比べてみたいと思います!
たい焼きについて、いろいろと調べてみると、【東京三大たい焼き】や【たい焼き御三家】と呼ばれている老舗の3つのたい焼き屋さんが。ただ、そこに近年話題になっているたい焼き屋さんも入ってきている、ということで、勝手に「たい焼き四天王」と命名してご紹介します!
お店の開店時間の関係で、このお時間は、きのう購入した3つの店舗のたい焼きをご紹介!出来たてで食べられない時は、冷めてからラップで包み冷蔵。食べる時は、レンジで少し温めたあとに、トースターなどで焼くと良いそう。
麻布十番「浪花家総本店」のたい焼き
・「およげ!たいやきくん!」のモデルとなったのが、麻布十番にある「浪花家総本店」。1909年=明治42年創業の老舗たい焼き店で、日本で初めてたい焼きを売り出したお店としても知られています。
・浪花家総本店の店名の由来は、お店の初代が浪花(現在の大阪)出身であったため、故郷にちなんで浪花家と命名。
・初代が「めでたい」にちなんで鯛の型で焼くことを考案したのが「たいやき」の始まり。
・皮が薄くパリッとした食感が特徴で、餡は北海道十勝産の小豆と塩、砂糖のみを使用し、手作業で8時間かけて作られています。
・東京メトロ南北線・麻布十番駅から5~6分。
・価格は、1個=税込200円。
四ツ谷「たいやき わかば」のたい焼き
・1953年=昭和28年に駄菓子屋として創業。
・たい焼きは、駄菓子のひとつとして売られていました。
・当時近所に住んでいた演劇評論家の安藤鶴夫さんが新聞コラムで「わかばのたい焼き」を紹介したことがきっかけで、たい焼きが急速に看板商品としての地位を確立。
・あんこも生地も自家製にこだわり、薄い生地の皮の中は頭からしっぽまでつぶしあんがぎっしり。
・価格は1個=税込210円。
恵比寿「たいやき ひいらぎ」のたい焼き
・近年話題になっているたい焼き屋さん。
・2000年に1号店「たい焼き本舗 遊示堂(ゆうじどう)」を姫路に開業。
・2003年には同じ姫路市内に2号店をオープン。
・「有名なたい焼き店が多くある中で勝負したい」との思いから2006年に東京出店を決めたという。
・定番の「たいやき」は、薄くパリッと香ばしい皮、とろけるような餡、モチッとした食感がクセになる味わい。
・焼き上げまでに30分もかけるという丁寧な仕事がこのおいしさの秘密。
・価格は、1個=税込230円。
人形町「柳屋」のたい焼き
・1916年=大正5年創業の老舗たい焼き店。
・餡は、北海道産小豆をふっくらと煮上げ、できたての餡を使用。
・その餡がしっぽまでぎっしり詰まっています。
・名わき役の皮は薄めでパリパリ。
・東京メトロ浅草線の人形町駅から徒歩2~3分。
・価格は1個=税込200円。
みなさんも、お近くのたい焼き屋さん、行ってみてください!
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)