ヒコロヒー「甥っ子、姪っ子がかわいすぎると独身になりがち、ってない?」
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、11月14日の放送で、リスナーから「姪っ子の成長」を伝えるメール紹介。それをきっかけに出演者のヒコロヒーが、35歳を迎えた自身の近況、思うことを語った。
リスナーからのメール「先日、夫とともに妹の第2子出産のお祝いに行ってきました。近くのコインパーキングにクルマを止めると、もうすぐ5歳の姪っ子が妹の夫とともに迎えに来てくれました。家に着くと姪っ子は飲み物を渡してくれたり、『一緒に遊ぼう』と次から次へとおもちゃやゲームでもてなしてくれたり。前回会ったときはよちよち歩きだったのに。姪っ子の成長にビックリしました」
大竹まこと「5歳ぐらいかね、そういう機転が利くようになってくるのは」
光浦靖子「かわいいねえ。ヒコロヒーは甥っ子、姪っ子、いないの?」
ヒコロヒー「います。もう、かわいい。よく友達ともしゃべるんですけど、私35歳で、まだ独身なんですよ。男友達も女友達も独身が少なくなってくる」
光浦「なってくる時期!」
ヒコロヒー「ここが境目で、甥っ子、姪っ子がかわいすぎる勢は独身になりがち、っていうのないですか? 充分というか」
光浦「あ~、満たされちゃう」
大竹「光浦は甥っ子、姪っ子がかわいいって、ずっとラジオで言っていたもんな」
光浦「かわいい。もう大きくなっちゃったけど」
ヒコロヒー「35歳ぐらいのとき、それで満足、みたいなところなかったですか?」
光浦「確かに。あと体温って人を癒す、ということを初めて知る。子供を抱いたときの温かさ、こんなに『癒し粒子』が出ている、これを母性と呼ぶのね、っていう」
大竹「ヒコロヒーも甥っ子、姪っ子がかわいい?」
ヒコロヒー「かわいい。この話、あと5分ぐらい聴いてもらっていいですか? もう35歳なんですが、諸先輩方からすればまだ若輩者で、女の35っていろんな価値観がポストイットで脳みそに貼られていく、みたいな」
光浦「うん」
ヒコロヒー「30歳ぐらいの感覚だけど35歳になったとき、40が見えてくるわけです。そうなるとお兄さん、お姉さんたちから『結婚、出産しなくていいのか?』『ちゃんと考えなさい』みたいな。でも結婚願望があるわけではない。いつかはしたいけど。『そんなんじゃダメだ』『いつか、と言って40、50歳になったとき取り戻せないんだ』って」
大竹「そんなに言われる」
ヒコロヒー「すごく言われる。価値観のソフトウェアがどんどん入ってくる。いいよ、別に結婚を求めていないし、と言っても『強がるな』『後悔するぞ』『いまはそう思うかもしれないけど、よく考えなさい』と言われると、不安になって。そうなのかな、そういうことも考えなきゃいけないのかな、と」
大竹「甥っ子、姪っ子がかわいい、というのが分水嶺になりそうだな。自分のではない子供がいるわけで、『代わりに』みたいに、世間では見えるかもしれないね」