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洗練された完全ビーガンの“精進フレンチ”に松岡修造が「体にものすごいフィットする!」と感動

フジテレビュー!!

松岡修造さんが、体においしい“最先端”な精進料理を味わいました。

11月26日放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、香川県善通寺市の「精進フレンチ」を紹介。

弘法大師ゆかりの総本山・善通寺の近くにあるフレンチレストラン「ル ペイザン」を訪れた松岡さんは、完全ビーガンを実現した“日本初”の精進フレンチをいただくことに。

左から)「ル ペイザン」マエストロシェフの小瀧裕己さん、松岡修造さん

お皿の上のガラス容器を外すと、香り付け用のオリジナルスモークがふんわり広がる「大豆タンパクのコンフィとジャガイモのガレット」を味わった松岡さんは、「あれ?どうしてもお肉が入っているイメージなんですよ」と不思議そうな表情に。

精進フレンチにはお肉ではなく、大豆を肉のような食感や味わいに加工した、一般的には“大豆ミート”と呼ばれる“大豆タンパク”を使用していると、マエストロシェフの小瀧裕己さんが解説。

大豆ミートは高たんぱく低脂質で注目される食材ですが、独特な香りや物足りなさを感じる人も。小瀧さんも「大豆タンパクの大豆臭さが苦手だったので、大豆の臭みを取って食感を生かす工夫をしました」と語ります。

「精進フレンチ」

調理のポイントは、体に良い脂で低温で揚げること。旨みは脂から感じるので、上質な脂を加えることで高級肉のような味わいに。さらにそこにしょうゆを加えて「大豆で大豆の臭いを消す」とのこと。

「ほお~!」と、感心してさらに食べ進めた松岡さんは、「いろいろな野菜も入っているけれど、一番感じるのは力強さ」と噛みしめます。

「お肉よりさらに上に行く、唸(うな)らすような料理を作りたかった」と語る小瀧さんは、空海(弘法大師)が中国(唐)から料理を学んで帰ってきて「料理も医学」と捉えたという精進料理に、「フレンチの技法を組み合わせた」と思いを明かしました。

「和風モンブラン」

続いては、精進ケーキの「和風モンブラン」をいただくことに。「卵を使っていいんですか?」と驚く松岡さんに、「使わないです、豆乳と栗で作ったクリームです」と小瀧さん。

松岡さんは、ワクワクした表情で早速モンブランをひと口食べると、「おいしいです、体にものすごいフィットする」とうっとり。

「空海が今生きているならこんな料理を作るんじゃないか」と思いながら作っていると解説する小瀧さんに、松岡さんも感銘を受けた様子で「僕も食の捉え方が変わりました。“くいしん坊”ですが、食の道“くいしん道”で行かせていただきます」と決意(?)を表明していました。

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