Yahoo! JAPAN

伊賀ドキの人 成長支えるバスケ監督

伊賀タウン情報YOU

田中さん

田中裕也さん(35)

 「子どもたちの成長を支えていきたい」。三重県名張市を拠点に活動するミニバスケットボールチーム「Liberty(リバティー)」の監督。子どもたちの目線に立った伝わりやすい指導を心掛けている。

 名張市出身。小学2年のころからバスケットボールを始め、推薦入学した伊勢工業高校ではインターハイにも出場。大学卒業後から昨年10月までは営業職として勤め、現在は市内の飲食店とリフォーム業のオーナーを並行しながら指導に力を注ぐ。

 チームの創設は3年ほど前。バスケットボールの普及や選手の強化はもちろん、特に「選手の育成」に力を入れたチームの立ち上げを目指し、仲間たちに声を掛けたことが始まり。現在は年長児から小学6年までの約30人が、市内にある6つの小学校の体育館で、毎週練習に励んでいる。

 練習では、5人のコーチが選手たちの実力に合ったメニューを提案し、戦術についても教えるという。「成長しやすい小学生の時に技術を身に着けることが大切」だそうで、卒業後、中学や高校でも通用する選手の育成を目指している。

 今は教えることに注力し、自身は軽い運動程度に月1回ほどプレーを楽しむそう。小学5年になる子ども2人もチームに所属しており、成長を見守っているそうだ。

【私のお気に入り】昨年新調したバスケットシューズ。「性能より気に入っているのは見た目」と笑う。

【関連記事】

おすすめの記事