ドウェイン・ジョンソン「せっかく稼いだお金でチケット買うんだから、歌おうぜ」 ─ 『モアナと伝説の海2』は「音楽が醍醐味」
日本では「熱唱上映」など、上映に合わせて観客が一緒に歌うことができる劇場イベントがある。一方、“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンは、出演最新作『モアナと伝説の海2』で、観客に一緒に歌っても良いぜと呼びかけているのだが……。
「歌おう!せっかく稼いだお金でチケットを買ったんだし、ミュージカルなんだから、歌おうぜ」と、ジョンソンは本作のUKプレミアで。「特に音楽ファンにとっては、それこそが醍醐味だよな」。
『モアナと伝説の海2』は、数々の映画賞にノミネートされた感動作『モアナと伝説の海』(2017)待望の続編。ドウェイン・ジョンソンは主人公モアナの相棒であるマウイ役で続投する。
前作の大ヒットナンバー「どこまでも ~How Far I'll Go~」のように、本作もディズニー・ミュージカルの醍醐味である珠玉の楽曲が期待ポイント。一生懸命働いてチケットを手に入れたのだから、心が動くままに映画を楽しんでほしいと、ジョンソンは寛容だ。
そうは言っても、海外になれば上映中に何でもかんでも歌っていいというわけではない。この発言に対してSNSでは「私たちは映画にお金を出しているのであって、観客の歌を聞くためにお金を出すのではない」「ミュージカル=歌っていいわけではない」といった激しい批判が噴出している。また、同じくミュージカル作品である『ウィキッド ふたりの魔女』では、とある劇場が観客に対して「上映中の歌唱はお控えください」と注意喚起したことが話題となった。
Theaters are putting up signs asking audiences to refrain from singing during ‘WICKED’
— Film Updates (@FilmUpdates)
もちろん日本でも、劇場ではマナーに気をつけたい。本作がヒットすれば、きっと正式な歌唱OK上映も実施されるかもしれないから、一緒に歌いたいファンはきちんとした機会を待とう。通常上映では、自分と同じようにチケット代を払って楽しみに来場した観客に適切な配慮を。
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