大山街道ふるさと館 「高津のまち」100年を回顧 写真展、9月28日には講演会も
川崎市の脇往還の一つで、高津区をはしる大山街道に関する歴史資料などを展示し、市民の学習の場などとしても親しまれている「大山街道ふるさと館」(小林正人館長/【電話】044・813・4705)。同館で現在、市制100周年の記念イベントが行われている。
この催しは市制100周年記念事業の一環として「高津」のまちの変遷を写真等で紹介しているもの。およそ100年前から平成以降まで、年代ごとに章立てた約100点の写真や、当時を彷彿させる品々が展示されており、様々な年代の人がそれぞれの懐かしい高津の風景を回顧できる内容となっている。小林館長は「市民から寄贈頂いた初公開の写真や、地元の方々に馴染み深い『大貫病院』にあった掛け時計も今回、初公開しています。ここ最近、高津に移り住まわれた方にも地域の歴史を知ってもらう契機になれば」と来場を呼び掛けている(入場無料、11月24日(日)まで)。
また9月28日(土)午前10時からは関連イベントとして、日本地名研究所事務局長の菊地恒雄氏を招き「現代につづく高津の文化」というテーマで記念講演会も行われる。
これは今回の催しを「文化」という面から捉え豊かな高津の文化が今に続いている事を知ってもらおうというもの。定員45人(先着順)で参加費700円。申込み詳細は二次元コード参照。