「雨の中を歩く私に声をかけてきた見知らぬ女性。目的地まで乗せてもらえることになり...」(神奈川県・60代男性)
Oさんは今年、40年務めた会社を定年で退職する。
その会社の面接を受けに行ったときのことを、彼はずっと覚えているという。
<Oさんからのおたより>
40年前、企業の就職面接を受けに行ったときのことです。
藤沢駅を降りた私は面接会場の案内を忘れたことに気づき、記憶を頼りに右往左往していました。
しかもその日は雨で......。
見知らぬ車が横に停まって...
その時1台の車が横に停まりました。
「何処を探してるの?」
と女性が声をかけてくださって、会社名を伝えると、「乗りなさい」。
そして「これで拭きなさい」とタオルまで貸してくださり、会社まで送っていただきました。
なんとか面接の時間に間に合い、そして今年、無事にその会社を定年で退職します。
あの時の感謝の気持ちは40年間一時も忘れたことはありません。
後部座席にいた赤ちゃんも立派な大人になっていることと思います。
心の底からありがとう御座いました、と伝えたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)