二宮尊徳関連本を出版 松田の草門隆さんが共著で
松田町在住の草門隆さんはこのほど、二宮尊徳翁の異色の門弟「安居院庄七」を紹介した著書『安居院庄七と鷲山恭平』を出版した。
松田町文化財保護委員で、国際二宮尊徳思想学会会員の草門さん。著書は二宮尊徳の会の地福進一さん(藤沢市)と共著という形をとった。
安居院庄七は、秦野出身、江戸末期に遠州で報徳の教えを伝え、全国展開される報徳社運動の基盤を作った人物。鷲山恭平さん(大日本報徳社社長)は、その偉大さを後世に残そうと伝記を著述している。草門さんは地図なども担当、絵とともにわかりやすく書かれ、子どもから大人まで楽しめる。カラー、A4版144ページ。
著書は地福氏がクラウドファンディングを利用して監修、関係市町の公立図書館や小中学校に寄贈されている。購読希望の方は送料込みで1500円で郵送してくれる。
(問)地福進一さん【電話】090・1103・8413、草門隆さん【電話】090・2331・3456