西武池袋本店の全店開業に遅れ 7月に化粧品フロア開業もグランドオープンは2026年に
そごう・西武は6月6日、現在改装中の西武池袋本店を7月から段階的に開業すると発表した。7月9日にまず3階の化粧品フロアをオープンする。一方、全フロアのグランドオープンは2025年夏を予定していたが、2026年にずれ込む見通しになった。建物の老朽化で当初の予定よりも大規模な工事が必要となった。
西武池袋本店は、約88,000平方メートルある売場面積を半分ほどの約48,000平方メートルに縮小し、ラグジュアリー、化粧品、デパ地下を中心にラインアップを強化し、特にラグジュアリー領域は売場面積を約1.3倍に拡張する。
西武池袋本店の新店長には、西武労働組合中央執行委員長の寺岡泰博氏が5月1日に就任しており、陣頭指揮と執っている。プラダジャパン元社長のダヴィデ・セシア(Dvide Sessia)副社長らの布陣で西武池袋本店の全面改装・開業を目指す。