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<死語?>電話がつながったとき「もしもし」ってもう言わないの?スマホで変わった呼びかけ方

ママスタセレクト

ママたちが子どもの頃、固定電話を使っていた時代にはみんな口にしていた「もしもし」。しかしスマートフォンが当たり前になった今、「もしもし」はもう使われていないのでしょうか?

『「もしもし」って死語なのですか? 電話するとき、もしもしって言う人はもういないと聞いた』

昨今スマートフォンが世に広がり、電話の掛け方や受け方にも変化が出てきているようです。今回は、現代の電話事情と「もしもし」の今を、ママたちの声を交えてご紹介します。

「もしもし」を現役で使っている

『日常的にはあまり言わないけれど、相手の声が聞こえにくかったり、無反応だったりすると「もしもし?」って自然に口から出る』

『電波状況が悪くて音が途切れているときに確認の意味で使う。「もしもし?」「聞こえていますか?」「お声が遠いのですが」はわりとよく言う』

『掛けたら言うときはある。掛かってきたときには言わないけれど』

『死語ではないと思う。「しもしも~」は死語だと思うけれど』

「死語ではないし使っても変ではない」とのコメントが寄せられました。スマートフォンが普及した今でも当たり前に使っているようです。スマートフォンでは発信者の名前が表示されるため、昔のように“誰が出るか分からない”という不安はなくなりました。そのため、あいさつの1つとして「もしもし」を使う習慣が薄れてきたのかもしれません。ただ聞こえているかを確認するための呼びかけとして、今でも「もしもし」は十分に機能している言葉のようです。

今の主流は「はい」。でも場面次第

言われてみればひと昔前と比べて「もしもし」を使うことが減ったかもしれません。では「もしもし」を使わず、何と言っているのでしょうか?

『スマホで友だちや知人から電話が掛かってきたら、基本「はい」と出る。「もしもし」はあまり言わないかも』

『20年くらい前、社会人になったときビジネスマナーでは「もしもし」を使わないと習った。だから仕事で使ったことないし、周りでも使っている人はいない。子どもの頃は家電で「もしもし」を使っていたけれどね』

『聞こえないときは「はい? 聞こえにくいのですが」と言う』

『スマホで知り合いや友だちから電話がきたら「はい」と出ることが多いかな。会社では「お電話ありがとうございます」と出る』

『「もしもし」と言う時間がもったいないというか、すぐに用件に入った方がスマートに感じる』

スマートフォンが主流になった現代では、電話のマナーも大きく変化しています。職場やビジネスの場面では「もしもし」は使われなくなり、代わりに「〇〇です」「お世話になっております」など、より具体的で実用的なあいさつが好まれるようになったのかもしれません。でも電波の悪い状況や、相手とのつながりが不安定な場面では、自然と「もしもし?」と確認したくなりませんか?

「もしもし」の使い方すら忘れた

「もしもしの使いどころがもう分からない」という声もありました。

『もしもしって受電したときに使うの? 電話を掛けた方が使う言葉だと思っていた。普段使わないから分からないものだね』

『使う場面あるかも。教習所で救命習ったときも、「もしもし? 大丈夫ですか?」だった……』

このように、昔ながらの使い方をすっかり忘れてしまった人もいるようです。かつては、固定電話を掛けるときに必ずと言っていいほど「もしもし」から会話が始まりました。しかし今のビジネスシーンでは「お疲れさまです」や「お電話ありがとうございます」が主流です。出るときも「はい」が主流になってきているようです。「もしもし」は古風で懐かしい響きになっているのかもしれませんね。 ちなみに同じように「使われなくなった言葉」として、「ごめんください」が挙げられていました。ひと昔前は玄関先で誰かを呼ぶときに使っていた言葉ですが、今は「こんにちは」や「すみません」の方が多く聞かれるようです。生活スタイルの変化と深く関係しているのかもしれませんね。

「もしもし」は死語ではない。立場が変わっただけ

結局のところ「もしもし」は完全に消えたわけではありませんが、主役の座からは退いたというのが現実のようです。でもそれは「死語」になったというより、使う場面や意味合いが変わっただけ。「家族や友人と話すとき」「音声が途切れたとき、声が聞こえないときの確認」、「救急救命処置で相手に呼び掛けるとき」こうした場面では、今でも「もしもし」が活躍しています。ビジネスシーンや職場など、より形式的な場面では使われにくくなったようです。 相手の名前が表示されるスマートフォンでは、「はい」や名乗りが効率的です。けれど、接続を確認したり、距離を縮めたりするとき「もしもし」は今でも活躍しています。「もしもし、聞こえている?」そのようなひとことは、相手とのつながりをそっと支えてくれるのでしょう。


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