生の落花生の保存方法。常温は不可?長持ちさせる完全ガイド
生の落花生は常温保存NG!保存前に知るべき基礎知識
落花生は「生落花生」「乾燥生落花生」「炒り落花生」の主に3タイプあります。
生落花生:収穫したて、水分が多く傷みやすい
乾燥生落花生:生を乾燥させたもの
炒り落花生:生を炒ったもの
また、生落花生には保存の注意点があり以下のとおりです。
・生落花生は常温保存NG
・手に入ったらすぐにゆでてから保存するのが基本
つまり「生落花生はゆでてから保存」と覚えておくと安心です。
保存前の下準備。生の落花生のゆで方
材料
・生落花生……必要な量
・ 塩……ゆでる水の量の3%程度
※1.5Lの水でゆでる場合は塩45gが目安
ゆで方
1. 生落花生を殻付きのままよく洗う
2. 生落花生をボウルに入れ、水に20〜30分浸す(※省略可)
3. 鍋に水適量と塩を入れ、生落花生を加えて火にかける
4. 沸騰したら中火にして20〜30分程度ゆでる
※ゆでているときは浮いてこないよう落とし蓋をする
5. 火を止めて蓋をし、10分程度蒸す
6. ザルにあげてしっかりと冷ます
塩加減やゆで加減はお好みで調整してOK。ゆでた落花生は熱いまま保存すると傷みやすいので、ザルにあげてしっかりと冷ましましょう。
画像付きで解説。詳しいゆで方はこちら▼
ゆでた落花生の保存方法と保存期間【冷蔵・冷凍】
冷蔵保存の方法(保存期間:2〜3日)
塩ゆでした落花生は殻付きのまま密閉できる保存容器やジップ付きの袋に入れ、冷蔵庫の冷蔵室で保存します。2〜3日を目安に食べ切りましょう。
冷凍保存の方法(保存期間:約1ヶ月)
冷凍は殻付きのままでも殻をむいてからでもOK。殻をむく場合は空気に触れないようラップで包んでから保存するといいですよ。冷凍用保存袋に入れて金属製のバットにのせ、冷凍庫で急速冷凍しましょう。約1ヵ月保存可能です。
解凍方法
耐熱皿に凍った落花生をのせてラップをし、電子レンジで解凍します。加熱時間は落花生100gにつき、電子レンジ600Wで1~2分が目安。加熱時間は様子を見ながら調整してくださいね。冷蔵庫に移して自然解凍することもできます。
冷蔵 vs 冷凍:どちらの保存方法を選ぶべき?
保存方法 / メリット / デメリット
冷蔵保存 / ・解凍不要ですぐに食べられる / ・冷凍保存と比べると保存期間が短い
冷凍保存 / ・約1ヶ月と長期の保存可能・殻付き、殻なしどちらでも保存可能 / ・食べるときは解凍の手間がかかる
冷蔵と冷凍の大きな違いは、保存期間の長さ。冷蔵は2〜3日なのに対し、冷凍は約1ヶ月と長期保存が可能です。ただし冷凍は解凍の手間がかかるのがデメリット。
すぐに食べ切れる量なら冷蔵保存、たっぷりの落花生をゆっくりと楽しみたい場合は冷凍保存を取り入れてみてはいかがでしょうか。
※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
ライター:菅 智香(育児料理アドバイザー)