「たたき梅」を“たった5秒”でつくれる“意外なアイテム”「包丁とまな板いらずで簡単」「手も汚れない」
日々の忙しい生活の中で、少しでも時短できるテクニックを見つけると嬉しくなりますよね。特に、家事や料理にかける時間を減らすことができれば、子どもとの時間や自分のリフレッシュタイムをすこし増やすことができます。今回ご紹介するのは「梅干しを手軽にたたき梅にする裏ワザ」です。
簡単にたたき梅が作れる“キッチンアイテム”とは
わたしはよく、梅風味の和えものやスープ、お茶漬けなどにたたき梅を使っています。ふつうに作ると手やまな板が汚れるので面倒だったのですが、100円ショップでも手に入る“あるアイテム”を使うと、かんたんにつくれるんですよ。
そのアイテムとは「ガーリックプレス」です。
おろしにんにくを手間なくつくれる以外にも、使い道があるんです。
まず、種抜きの梅干しを用意します。
もしなければ、ふつうの梅干しの種を取って使ってもいいのですが、今回は種抜き梅を選ぶだけで大幅な時短に!
ちなみに、種が入っている梅干しのときは、ラップに包みながら、フォークで周りを削っていくと種が取れます。
種抜き梅をガーリックプレスに入れます。
軽く力を入れると梅肉が出てきます!
出てきた梅は、フォークやスプーンを使って取り出すことができます。
ここまでたったの5秒。
中にまだ少し残っていたら、同じ作業をくり返しましょう。
両端に余りが寄るので、フォークやスプーンで中央に乗せてくり返します。
私が購入したガーリックプレスは1000円程度のもの。ダイソーでも「にんにくつぶし」として300円(税抜)で手に入れられます。
使用直後のお手入れが肝心
ガーリックプレスを使えば、洗いものもガーリックプレスとフォークだけで済みます。まな板いらずなのがとってもうれしい。
でも、使用直後にはちょっとしたお手入れが必要です。
すぐに水で流します。
そして、キュキュットクリア泡スプレーのような泡タイプの洗剤をかけて「予洗い」をします。
これで、スポンジできれいに洗うのが食後になった場合でも、使用後の梅干しがプレスにくっつくのを防ぐことができます。
放置すると梅干しが固まって、取りにくくなるため、注意が必要なんです。
お手入れをきちんとしておけば、次回の調理もスムーズに進みますよ。
忙しい毎日の中で、少しでも料理を簡単にしたいと思っている方には、ガーリックプレスを使ったたたき梅の作り方をぜひ試していただきたいです。
たったの5秒で完成するので本当に便利。洗いものもコンパクトに済み、お手入れも簡単です。
忙しい中でも、手軽においしいものを食べられるとうれしいですよね。梅干し好きの方は、ぜひ試してみてください。
三條 凛花/エッセイスト、整理収納アドバイザー