【松戸市】介護福祉士でアマチュア落語家 中村貴憲さん 12月22日落語会に出演(予約不要・無料)
介護支援専門員・介護福祉士の資格を持ち、高齢者施設で働く中村貴憲さん(47)。
仕事が休みの日は、アマチュア落語家「浮世亭小凡(うきよてい こぼん)」として、脳トレと落語を交えた「介護予防講座」を公共施設などで開き、高齢者の心をつかんでいます。
脳トレを組み合わせた簡単な体操と落語
「笑いには免疫アップの効果があります。面白くなくても大きな声で笑ってくださいね!」。
10月25日、明市民センター(松戸市上本郷)で行われた、松戸市高齢者いきいき安心センター主催の「認知症予防教室」。
集まった21人の参加者に中村さんがそう呼びかけると、どっと笑い声が起こりました。
脳トレを組み合わせた簡単な体操は、手を動かしたり拍手をしたり。
中村さんの巧みな話術で、笑い声が絶えません。
合間に健康に関する話も挟み、知識が深まります。
古典落語の「時そば」、落語の代表的な前座噺(ばなし)「寿限無(じゅげむ)」が披露され、参加者からは「楽しかった、また聞きたい」と好評でした。
口コミで広がり市内各地で開催
中村さんは千葉大学落語研究会出身。
20年以上、趣味で落語を続けてきました。
6年ほど前に「高齢者に、住み慣れた場所でいつまでも元気に暮らしてほしい」と、介護予防講座を始めました。
口コミで広がり、今ではあちこちから声がかかります。
ユーモアあふれる語りは「普段の高齢者との会話の中で笑いのツボを研究している」から。
「多くの方に笑いを届けたい」と意欲的です。
12月22日(日)午後2時から、八ヶ崎市民センターホール(同市八ケ崎5-15-1)で開催の落語会に出演します。
予約不要・入場無料。(取材・執筆/あやめ)
問い合わせ
メール/haru.28.tm@live.jp 中村