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福岡・天神のど真ん中で食べる、ワールドカップ優勝ピッツァ

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ボッチャーノメイン

「天神ビッグバン」による再開発計画で、建設工事ラッシュ真っ只中の天神。福ビル、天神コア、ビブレ、イムズなど、かつて慣れ親しんだがビルがなくなったことに寂しさも感じますが、どんな街並みに変貌するのか楽しみでもあります。
そんな中、先陣を切って昨年4月に完成したのが「天神ビジネスセンター」です。飲食フロア「天神イナチカ」が、福岡や東京の名店を集めて鳴り物入りで登場したのは記憶に新しいところ。そのうちの1軒が、東京・神奈川・大阪に続く5店舗目としてオープンした「ピッツェリア・トラットリア ダ・ボッチャーノ天神店」です。

総料理長の有光浩全さんは、イタリア・ナポリの名店で修業中に外国人で初めて「2012年ピッツァワールドカップ」で優勝した経歴の持ち主。その優勝ピッツァが食べられる店として注目を浴び、さらに「博多っ子イタリアン」をコンセプトにした料理も人気を博して多くのリピーターを集めています。

天神のど真ん中という絶好のロケーションにあり、85席もの客席を擁する大バコながらランチタイムからほぼ満席という大賑わい。中央にあるカウンターの上にはイタリアワインのボトルとワインの箱板に書かれたメニューがズラリと並んでいます。
どれも気になる料理ばかりですが、まずは「博多っ子イタリアン」のメニューから「旬の前菜盛り合わせ」(8種1408円)を注文しました。

この日は、生ハム、カポナータ、菜の花のアーリオオーリオ、サワラのスモーク、有明海苔入りゼッポリーネ、カボチャのマリネと根菜のアラビアータ、シラス入りフリッタータ、真鯛のカルパッチョといったラインアップ。博多湾の真鯛、小呂島のサワラ、有明海の海苔など、地元の食材を使った前菜を1人前から気軽に食べられのが嬉しいですね。

前菜でお腹具合を整えた後は、いよいよ真打ちのピッツァの登場です。「ダ・ボッチャーノ」グループでは、「それぞれの店に経験豊富な職人がいて、本場そのもののピッツァを焼いています」と、店長の島﨑健さん。生地や具材の原料から焼成温度まで、正統派ナポリピッツァの製法を受け継いだ味を再現しています。

最大のお目当てであるワールドカップ優勝ピッツァの「カンピオーネ2012」(2090円)は、イタリアントマト、サラミ、唐辛子、バジルに加えて、ペコリーノ、パルミジャーノ、スカモルツァ、モッツァレラのチーズを使った贅沢な一枚。もっちりと焼き上がった生地に、4種類ものチーズと唐辛子のピリッとした辛味がアクセントになり、本場のナポリっ子が夢中になったのもうなずける美味しさです。

2枚目に注文したのは、シンプルに焼いたピッツァにたっぷりの生ハムを乗せてパルミジャーノを細長く削りかけた「生ハムと卵のビスマルク」(1848円)。トロリとした半熟卵をまぶしながら食べれば、チーズと生ハムの塩味が程よくまろやかになるのがポイントです。

日替わりのピッツァやパスタが選べるランチセット(1430円〜)から、季節ごとに変わるアラカルトメニューまで。いつでも天神のど真ん中で本場の味が楽しめる、"ピッツェリア・トラットリア"です。

PIZZERIA TRATTORIA DA BOCCIANO (ピッツェリア・トラットリア ダ・ボッチャーノ)天神店
福岡市中央区天神1-10-20天神ビジネスセンタービル1F
092-753-8111

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